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安心院(あじむ)の鏝絵(こてえ)

 大分県宇佐市安心院町の街を歩くと、
漆喰(しっくい)で描かれた絵の付いた家を見かけます。

 この絵のことを「鏝絵(こてえ)」と呼びます。
これは、漆喰の職人が鏝で描いた絵だから。

 この鏝絵は江戸時代から始まったのだそうで、
お金持ちがその富の象徴として、
外壁や戸袋などにこの鏝絵を描かせたとのこと。

 鏝絵は全国的にあったものだそうですが、
特に安心院は腕の良い左官職人がたくさんいたり、
漆喰の原料が手に入り易かったりしたことから、
全国で約3000ヶ所あるうち、
安心院に100くらいが固まっているのだそうです。

 さてその鏝絵は、

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このような感じ。独特の文化を感じさせますね。

 安心院で鏝絵散策を楽しむのであれば、
安心院観光協会のホームページに載っていますのでどうぞ。

 ちなみに、安心院葡萄酒工房にも

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こんな鏝絵を発見。
ワイナリーへ行ったときに探してみてください。

by bacchusmarket | 2008-08-21 22:08 | ワイナリー訪問記