胎内高原ワイナリー@胎内市

次に訪れたのが、今回のワイナリーツアーの主目的の一つ
胎内高原ワイナリー。

昨年の国産ワインコンクールで金賞を受賞しており、
経営が胎内市直営ということで大変興味があり
ぜひ一度訪れてみたいと思っていたワイナリーです。

名前から想像するに胎内市がつくったリゾート施設に併設された
観光ワイナリーかと思っていたら、
ワイナリーに近づいても観光客と思われる車とすれ違わいないどころか、
ほとんどすれ違う車がありません。

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こちらが胎内高原ワイナリーの建物。
みな目こそドイツ風の建築ですが
観光客向けの売店や試飲設備が全くない、
醸造設備のみの建物でした。

当日は日曜日でしたが、栽培担当の
栽培担当の佐藤彰彦さんと、鈴木雅之さんが案内してくださいます。

胎内高原ワイナリーは2007年創業の新潟県胎内市直営のワイナリーです。
自社畑の面積が7haあり
つくられるワインが自社畑100%という点が
なかなかほかのワイナリーでは見られない特徴。

まずワイナリーを見学。
醸造設備の中で特筆すべきものの1つが、
ステンレス製の樽。
酸素に全く触れることなくワインをつくることができるとのこと。

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もう一つは、

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押し出し式のポンプ。
コンプレッサーでなく液をチューブを絞るように順繰りに押し出して送ることができるので、
液に余分な熱や負荷を与えることがない。
このタイプのポンプを見たことがあるワイナリーは
他には中央葡萄酒ミサワワイナリーのみ。

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ボトリングはほかのワイナリーで多く見られるラインがなく、
すべて手詰め。
そして打栓も手作業。

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設備その他はまだできてから10年もたたないワイナリーだけあって真新しく、
大変清潔に保たれています。

ワイナリーの後は畑を視察。
畑はワイナリーから車で15分ほどの山の斜面にありました。

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畑の入り口にはゲートが。
このゲートは人の侵入を防ぐためのものではなく
動物の侵入を防ぐためとのこと。
特に猿の侵入を防ぐため。

畑全体がフェンスで囲まれており
そのフェンスに電流が通っており、
それで動物からブドウを守っているのだそうです。

ここが胎内高原ワイナリーのぶどう畑
全体的に日本海に向いた斜面に切り開かれています。

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このように、海まで比較近く、
海からの風が常に吹いているので
病気にもなりにくいとのこと。

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これは別の場所から海を臨んだところ。

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ワインに対する考え方は
良いブドウをつくれば良いワインができるということで、
土地の特徴を反映させたぶどうをつくる。

そのため、基本的に有機栽培でブドウを栽培し、
肥料も水もやらず、
完熟させるまで持っていくと酸が落ちるが、
それでも完熟させる。

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畑に蜘蛛の巣が張ったり、
鳥の巣ができたりするが、薬は一切使わず、
葉を食べるコガネムシはフェロモントラップを使って防ぐ。

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これがフェロモントラップ。

見たところ畑の手入れが行き届いており、
これなら美味しいワインができるだろうという印象。
ちなみに、今年の国産ワインコンクールでも金賞を受賞。

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畑の標高は約270m。

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ご案内くださった栽培担当の佐藤彰彦さん(右)と、鈴木雅之さん。
ブドウづくりが楽しくてしょうがないと思われるようなお二人でした。
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by bacchusmarket | 2014-08-19 18:43 | ワイナリー訪問記