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コルクの話(その4)

 今日はスパークリングワインやシャンパンのコルク栓のお話を一つ。

 スパークリングワインやシャンパンのコルクを抜くと、
マッシュルームの形をしていますよね。
つまり、きのこの笠の部分が丸く膨らんでいて、
脚の部分が下に行くにしたがって広がった形。

 それが、少し年代物のシャンパンを開けたときなど、
その脚の部分の広がりがほとんどないものがあるのに、
気が付いた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 あまり広がっていないコルクを見て「不良品」と思うのは大間違い。

 実は、シャンパンやスパークリングワインの
コルクを抜いたときのコルクの形は、
栓をしてから抜くまでの時間の長さによるものなのです。

 つまり、栓をしてから抜くまであまり時間が経っていないと
コルクの反発力がまだあるのでマッシュルーム型に広がりますが、
年代を経ていると反発力を回復するのに時間がかかるので、
あまり下が広がらない形になるのだそうです。

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 先日、ヴーヴ・クリコの業者向けのセミナーがあり、
同じワインを年代別に比較試飲したときのコルクをいただいて
その写真を撮りましたので、その違いをご覧下さい。

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ヴーヴクリコ・ラ・グランダム 1995

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ヴーヴクリコ・ヴィンテージ・リザーヴ 1996

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上:ヴーヴクリコ・ヴィンテージ・リザーヴ 1988
下:ヴーヴクリコ・ヴィンテージ・リザーヴ 1980

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上:ヴーヴクリコ・ロゼ・リザーヴ 1996
下:ヴーヴクリコ・ロゼ・リザーヴ 1985

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by bacchusmarket | 2006-09-29 21:09 | コラム

超新鮮モッツァレラ・ディ・ブッファラ

 昨日、寝る準備をしていたところへ
妻がグー先生の料理教室から帰宅。
最高級の水牛のモッツァレラをいただいたからこれから食べようと言う。

 ここのところ、体重を気にして食事制限をしているのですが
夜中に食べるのは、もってのほか。
それでも、航空便で届いたばかりなので
「早く食べないと味が変わってしまうから今食べた方が良い」
という言葉に説得され食べることに。

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 美味しいチーズを食べるのに、ワインも必要と言うことになり
今年の国産ワインコンクールで銀賞受賞、宮崎県の
都農ワイン シャルドネ・エステート
を合わせることに。

 モッツァレラはなにもつけずにそのまま食べたのですが
モッツァレラもワインもともにしっかりとした味わい。
少しを味見するつもりが2個、3個と食べてしまい、
ワインも空になってしまいました。

 このモッツァレラ・チーズ、実は10月4日から始まる
新宿伊勢丹のイタリア展に出品予定のチーズなのだそうです。

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時間があったら、ちょっと伊勢丹を覗いてみたいと思います。

 ちなみに、今朝体重を計ったら、
チーズとワインの影響は見られませんでした。
ひと安心。

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by bacchusmarket | 2006-09-28 14:09 | 日記

エルパソ(勝沼)

 勝沼でまともな食事ができる場所が少ないことは
行った方ならどなたでも感じるはず。

 今回は今まで気がつかなかったお店で、
ガイドブックに出ていた店にチャレンジ。

 お店の名前は、「ピザハウス エルパソ」。
オーナーの店主の辻ひろみさんが一人で切り盛りしている
ピザが自慢のお店です。

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 お店に入ると4人がけのテーブルが3つ。
やはり一人ではあまり大人数は捌けないのでしょう。

 メニューは

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と、ピザ、パスタ、ピラフ、サンドイッチ。
私が学生時代によく行った喫茶店のメニューを思い出させます。

 そこで、ミックスピザのMサイズと、ミックスピラフを注文。

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ミックスピラフ(650円)

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ミックスピザ(M)(1,200円)

 どちらもおいしいのですが、勝沼まで来てこのメニューですと
ちょっと寂しく感じます。
たとえば、他のメニューを減らす代わりに
ピザの種類を増やすともっと面白いのでは?

 また、もうひとつ残念なのがワイン。
置いてあるワインは赤白1種類のみです。
ワインの品揃えがあれば、もうひとつ星を増やしてもいいと思います。

   ◆ピザハウス エルパソ◆
   甲州市勝沼町勝沼942の1
   Tel: 0553-44-3910
   営業時間:正午〜午後2時半
        午後5時半〜10時
   月曜、第3日曜定休

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by bacchusmarket | 2006-09-27 22:09 | 食べ歩記(山梨県)

山梨ワイン

 先日、勝沼のトンネルカーブへ行ったついでに
今まで行きたかったのに行っていなかった
山梨ワインへ行ってきました。

 山梨ワインの4代目野沢たかひこさんは、今私が応援している
勝沼ワイナリーズクラブのメンバー。
また、山梨の若手醸造家のグループ、
アッサンブラージュの会のメンバーの一人です。

 山梨ワインへはいると、江戸時代から続く建物に
試飲、売店コーナーがありまず歴史を感じます。
ワインは大正2年(1913年)よりつくり始めたとのこと。

 地下セラーが有名でまずセラーを案内していただきました。

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セラーに入るとまず樽が並んでおり、
仕込んだばかりのシャルドネの樽から
ぶくぶくと炭酸ガスが出ている音が聞こえました。

 また、このセラーは雰囲気があることから、
よくテレビ撮影にも使われるとのこと。

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この棚は、先日ブログにも書いた月9ドラマ「サプリ」で
石田勇也(亀梨和也)が藤井ミナミ(伊東美咲)の誕生年77年物のワイン
(三浦ワインカベルネ・ソーヴィニヨン・メルロー)を見つけた場所。

 そのほかにも

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このような歴史を感じさせる場所がそこかしこに。

 セラー見学の後は、ワイナリーの裏にある自社畑(七俵地)へ。

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あと2週間ほどで収穫のカベルネがたわわに実っていました。

 野沢たかひこさんは、あくまでも勝沼産のぶどうで
ワインをつくりたいというこだわりがあるとのお話。
今、勝沼は温暖化の影響で気温が高くなったため、
良いカベルネができなくなり、
カベルネの栽培はそろそろ終わりに
せざるを得ないとおっしゃっていました。

 今野沢さんが期待しているぶどうはタナ。
すでに栽培が始まっていますが、
今後、タナのワインができてくるのが楽しみです。

 最後に、野沢さんとパチ。

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by bacchusmarket | 2006-09-26 21:09 | ワイナリー訪問記

Cura2@経堂

 妻の友人が小田急経堂駅の近くにできたカフェを
手伝っている(土曜日に)というので、
お昼を食べに行ってきました。

 カフェの名前はCura2(最後の2は二乗の2です)。
「クーラ」と読むのだそうでスペイン語で「癒し」意味するとのこと。

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 カフェを経営しているのはフランスで5年間勉強した
焼き菓子で有名な大西麻子という方だそうです。

 中は白で統一されており、
とにかくデザインされた空間となっています。

 ソファーは後からわかったのですが、P.F.S.のものだそうで

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大西さんのこだわりが感じられます。

 食べたものは、自家製ハムとチーズのサンドイッチ(550円)と
焼き野菜とリコッタチーズのサンドイッチ(550円)。

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パンまで手作りなのだそうですが、どちらも大変美味。
パリでの勉強の成果が十分に感じられるおいしいサンドイッチでした。

 コーヒー(500円)は

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わざわざデザイナーの方につくってもらったという
横から見るとほとんど3角形のカップに。

 これだけおいしいサンドイッチだったら、
お店が近くにあったら、1週間に1度くらいは食べたくなる
味わいです。

 営業時間が13時から21時までと、短いのも、
すべてを手作りしていることを考えればうなずけます。

 最後に、大西さんが帰りがけにでも、にこっとしてくれたら
もっとうれしかったのですが。

   ◆Cura2◆
   東京都世田谷区経堂 2-11-10
   Tel: 03-3428-3940
   13:00〜21:00
   木曜定休、第2、4水曜休

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by bacchusmarket | 2006-09-25 21:09 | 食べ歩記(東京23区内)

トンネルカーブにワインを入れました

 先月に契約を済ませた、トンネルカーブですが、
今日、ようやく勝沼へ行く時間ができたのでワインを持っていきました。

 今までワインは

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このように床下収納庫で保管していたのですが、
ご覧のようにすでに満杯。
とりあえず、飲む予定のないワインを
勝沼へ運ぶことにしたのです。

 ここのところ、中央高速は行楽地へ向かう車で
いつも休日には渋滞するのですが今日は渋滞が全くなく、
9:00にトンネルカーブに到着。

 鍵を開けてもらって中へ。

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 トンネルの中にはこのように収納棚が整然と並んでいます。

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 300本収納できるので、今回持っていった26本ではこんな感じ。
まだまだいくらでも収納できますが、
加納家では「ワインは溜めるものではなく飲むもの」なので
なかなかこれを埋めるだけ溜まりそうもありません。

 収納棚を見ていくと

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このような有名人の名前も。
ちなみに、プリンセス・テンコーさんの棚は空でした。

 トンネルの中の温湿度は

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このように、15℃、69%とワインの保管には理想的な状態。

 湿度は除湿機で除湿して調整していますが、
温度は、自然のままの温度ですので停電があっても
これで安心。
それが理由で東京にある、倉庫会社の貸しセラーから
こちらへ引っ越した人も。

 うちでは上の写真のようにまだまだいくらでも入るのですが、
一番入れている方は16ユニットも借りているとのこと。
普通の会社員の方だそうです。

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by bacchusmarket | 2006-09-24 18:09 | 日記

コルクの話(その3)

 ワインを飲むとコルクがたまって来ますね。

 すぐ捨ててしまえば良いのですが、
思い入れのあるワインのコルクは
なかなか捨てられないのも事実。

 そこで今回はコルクの利用法をいくつかご紹介。

■カードホルダー■
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コルクの側面を一部平らに切り取り、
カードを差し込むみスリットを作れば出来上がり。

ホームパーティーなどをするときに
カードに名前を書いて
お客様の席に置いてみてはいかがですか。

■プランター■
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プランターの土カバーに。
ヘビードリンカーの方にお薦め。

■加納家の場合■
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本来植栽を植える場所に後から植えるつもりで、
飲んだワインのコルクを撒いていったら
こんなになってしまいました。

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by bacchusmarket | 2006-09-23 17:09 | コラム

柏屋秋祭り(お酒が好きな方大集合)

 9月30日に「柏屋秋祭り」というお酒の大試飲会を行います。

 この秋祭りは、日本酒、焼酎、モルトウイスキー、
ワイン、ベルギービールの生産者、輸入者の方たちの説明を聞きながら、
それぞれのお酒を試飲できるというものです。

 なかなか生産者の方々と接する機会がない読者の方々には
またと無いチャンスだと思います。
また、生産者の方たちも一般消費者の方々と
接する機会がないので楽しみにしています。

この機会に是非、色々なお酒の飲み比べをしてみませんか。

試飲銘柄例
日本酒 沢の井(大辛口本醸造)、大山特別純米ほか約10種類
焼酎 小正醸造(さつま小鶴原酒)、霧島酒造(赤霧島)、
   小春酒造(逢初、正春)、宝酒造(紅一刻)他約30種類
モルトウイスキー
   ザ・マッカラン12年、ニッカ余市他約10種類
ワイン メルシャン(長野メルロー)、輸入ワイン、
    フジッコワイナリー(甲州シュールリー)他約15種類
ベルギービール
   ヒューガルテン・ホワイト、ベルビュー・クリーク他約7種類

◆日 時:9月30日(土)13:00から16:00まで
◆場 所:むさし府中商工会議所 大ホール
     http://www.tama5cci.or.jp/chamber/map.html
◆会 費:1,500円
◆ご予約:柏屋まで
     Tel: 042-366-4130
     または、加納まで
     market@bacchus.ne.jp

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by bacchusmarket | 2006-09-22 16:09 | イベント

コルクの話(その2)

 昨日の「コルクの話」が、評判が良かったようなので
続きです。

 コルクに関して色々質問がありましたのでお答えいたします。

 ひとつはコルクの状態とワインの関係について。

■コルクを開けるとコルクに結晶のようなものがついていたりした
  このワインは飲めるの?

■コルクが赤く染まっていた
  このワインは傷んでいない?

■コルクを開けようとしたらカビのようなものが。
  このワインは飲んで大丈夫?





 答えはこちらをご覧下さい。

■酒石■
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コルクを開けると
結晶状の物質がコルクについていることがあります。
これはワインに含まれている「酒石酸」が結晶化したもので
酒石と呼びます。

できの良い年にはこのが出やすいと言われ
「ワインのダイヤモンド」とも呼ばれています。
従ってワインの品質には影響ありません。

■コルクの染み■
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つくられてから時間のたった赤ワインを開けると
コルクが赤く染まっていることがあります。
これはワインが保管されて寝ているうちに
コルクを染めたものです。

ワインの量が減っていなければ
(コルクのすぐ下に液面があれば)全く問題ありません。

なお、ワインの量が少なくなっていた場合
漏れたことも考えられ、
ワインが酸化している可能性があります。

■カビやよごれ■
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栓をしたときにこぼれたワインや、
保存している間に染み出した成分に
カビがついたり汚れになったものです。

ワインそのものには影響がありませんが、
コルクを抜く前後にきれいに拭き取ってから
注ぐようにして下さい。

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by bacchusmarket | 2006-09-21 16:09 | コラム

コルクの話(その1)

 最近お手頃価格のワインを開けると、
普通のコルクではなく樹脂で出来た栓(合成コルク)が
してあることが多くなりました。
皆さんもお目にかかったことはありますか。

 このような合成コルクは
イタリア、アメリカ、オーストラリアなどのワインで
よく見られます。

 合成コルクが多く使われ始めた理由は
ナチュラルコルクの価格上昇と、
品質に対する不安(コルク臭)からです。

 コルク臭対策として、更に進んでスクリューキャップを
使うワイナリーまで出てきて、
オーストラリアや、ニュージーランドでは
それが普通になってきました。

 ナチュラルコルクを使わないことの弱点は
イメージが良くないこと。
しかし、高級ワインでもスクリューキャップや
合成コルクを使うワイナリーもこれから増えていきそうです。

 さて、コルクの勉強をしたい方はこちらをどうぞ。

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合成コルク

以前はコルクに似た色が多かったのですが、
最近はこのような黒とか緑とか
いろいろな色のものが出てきました。

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圧縮コルク

コルク屑を圧縮してコルク栓を作ったもの。
合成コルクが登場する前のお手軽価格のワインに
良く使われていました。

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天然コルク

天然コルクですがワインの価格によって
質が変わってきます。
一定以上のレベルのワインには、
このように木目が細かい、
高品質のコルクが使われます。
ワインの価格が高くなるとコルクの長さも
長くなります。

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シャンパンのコルク

よく見ると圧縮コルクに天然コルクが
2枚張り合わせてある(左側)のがわかります。

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ディスク・コルク

圧縮コルクの両側に
シャンパンのように高品質のコルクを張り合わせたもの。
無駄になっていたコルク材料をすべて使えるのがメリットで、
価格が通常のコルクの3分の1。

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by bacchusmarket | 2006-09-20 13:09 | コラム