不思議な組み合わせ

 7月にネットからの注文で

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ヴァスコ・ダ・ガマ・ダン・レゼルバ 赤 [2004]と

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タケダワイナリー 蔵王スターワイン 赤 [2008]

という組み合わせのものが何件も続きました。

 一人や二人なら、偶然こんな組み合わせもあるでしょうが、
こんなポルトガルと山形のワインの組み合わせが
偶然続くわけがない。

 そこで、この2つのワインの名前で検索をしたところ、
理由が判明しました。
6月27日付け朝日新聞の「be ランキング 千円で満足のワイン」で
3位と5位にランクされているワインだったのです。

 そのランキングを見ると、

1. コノスル・ケヴルツトラミネール ヴァラエタル(チリ・白)
2. バンゴリン・シラーズ(南アフリカ・赤)
3. ヴァスコ・ダ・ガマ ダンレゼルバ(ポルトガル・赤)
4. サンジョルジョ・モンテブルチアーノ・ダブルッツォ(イタリア・赤)
5. 蔵王スター(タケダワイナリー=山形・赤)
6. イーグルホーク・シャルドネ(オーストラリア・白)
7. フィンカ・ラス・イゲラス(アルゼンチン・白)
8. dAシャルドネ(フランス・白)
9. 国産ぶどう100%使用白ワイン酸化防止剤無添加(マンズワイン)
10. 日本の森を育てるワイン・山梨(札幌ワイン・赤)

 ついでのことなら、1位と2位のワインもそろえてみようということで

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コノスル・ゲヴュルツトラミネール [2008]と

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パンゴリン・シラーズ [2007]

も仕入れて試飲してみたところ、確かにうまい。

 あまりランキングに踊らされたくはありませんが、
たまには参考にしてみるのも良いのかなと思った次第。

 一定以上の価格のワインでは
コストパフォーマンスが良いものを探すのも容易ですが、
低価格のものでは、人の意見に耳を傾けることも
重要ですね。

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by bacchusmarket | 2009-08-26 00:08 | コラム

大迫のインゲンと遠野のホップと

 エーデルワインがある大迫(おおはさま)の産直センターで買った

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三色のインゲンと、
遠野でちょっといただいた

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ホップを家へ帰ってから食べてみました。

 三色のインゲンを茹でてみると

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色がほとんど同じになってしまい面白くない。
そこでてんぷらにしてみると、

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調理後もちゃんと色が残りました。
食べてみると、色は違っても味は同じ。
インゲンはインゲンでした。

 ホップの方は数が少なかったので全部天ぷらに。

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ちょっと塩を振って食べてみると、
苦味はありますが、中々美味。
もちろん、ビールの苦味と香りの元なので
ビールとの相性も抜群でした。

 また食べてみたいけれど、
ホップを手に入れるのは中々困難でしょう。

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by bacchusmarket | 2009-08-25 20:08 | ワイナリー訪問記

白龍(パイロン)@盛岡

 エーデルワインに何度か通ううちに、
どうしても行きたかったところが盛岡。

 盛岡はなんとわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺の3種類の麺で
全国から観光客を引き付けています。
今回はその3種類の中で
ジャジャ麺をどうしても食べてみたかった。

 というのも2007年に放送された
NHKの朝の連続テレビ小説「どんと晴れ」で初めてその存在を知り、
それ以来私が食べたことなくて、食べたい食べ物の中で
常に上位にいた食べ物だからです。

 そんな無理をエーデルワインの藤舘社長を佐藤さんは聞いてくださり、
遠野から盛岡へ車をとばし、
じゃじゃ麺発祥のお店へ案内してくださいました。

 お店の名前は白龍(パイロン)、
場所は盛岡の中心部、盛岡城址の近く、櫻山神社の前の路地。
行った日は8月1日、盛岡の一番のお祭り、「さんさ踊り」の初日でした。

 
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 行った時間は16:00頃にもかかわらず、
店の前には列ができています。

 15分ほど並んでようやく店内へ。
店内へ入ると

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たくさんの色紙が。さすがじゃじゃ麺発祥の店です。

 私がじゃじゃ麺を食べたいきっかけとなった
「どんと晴れ」の

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比嘉愛未さんの色紙も発見。

 周りのお客さんは地元の方ばかりには見えましたが、
恐らく私のような観光客も多いのでしょう。

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じゃじゃ麺の食べ方がテーブルの横に貼ってあります。

 じゃじゃ麺は白龍の初代店主、高階貫勝さんが
満州に住んでいた頃食べた「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を
戦後盛岡にもどってから日本の食材を使って屋台で提供し始めたのが
起源といわれているそうです。

 そういえば、遠野で食べたジンギスカンも
満州で食べた羊肉が忘れられずに帰国後に食べ始めたものだし、
岩手県は満州を起源とする名物料理が
2つもあるのは興味深いいところです。

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 テーブルの上にはいろいろな薬味。
いろいろ加えて、お客さんが自分好みの味を作るのが
じゃじゃ麺なのでしょう。
緑色のにんにくがじゃじゃ麺には欠かせないとのこと。

 じゃじゃ麺は注文を受けてから茹で始めるのだそうで
出てくるまでに少し時間が掛かります。

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 こちらがじゃじゃ麺。
うどんのような麺に肉味噌、きゅうり、ねぎがかかっており、
これをかき混ぜて食べます。

 わたしは、にんにく、ラー油、酢などを加えながら食べてみました。
中華の炸醤麺とは微妙に異なり、
味は和風です。
また食べたくなる後を引く味でした。

 食べた後はテーブルの上にある生卵を
食べ終えた皿の中に落とし、かき混ぜてから箸を添えて店の人に渡すと
麺の茹で汁を入れて戻してくれます。

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 これが「ちいたんたん」。
皿に残っていた味噌が溶けて、丁度良い塩加減。

 値段はじゃじゃ麺が500円(今回は正を食べたので400円)と
ちいたんたんが50円。
驚くばかりです。

 盛岡のじゃじゃ麺は東京にも是非食べられる店ができればと希望します。

  ◆白龍(パイロン)◆
  岩手県盛岡市内丸5-15
  Tel: 019-624-2247
  営業時間:11:30〜20:00
  定休日:日曜

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by bacchusmarket | 2009-08-24 23:08 | 食べ歩記(その他の地区)

ガーデンハウス遠野食肉センター@遠野

 遠野の名物料理といえば?

 それは以外にもジンギスカンなのだそうです。
遠野のジンギスカンのお店「あんべ」の初代当主、
安部梅吉さんが戦時中に満州で食べた羊肉料理が忘れられず、
昭和30年頃から店で出すようになったのが起源とか。

 今では、遠野で焼肉といえばジンギスカンのことで、
屋外でバーベキューをするのも、
基本はジンギスカンなのだそうです。

 今回行ったお店は、その「あんべ」ではなく、
エーデルワインの藤舘社長一押しの
ガーデンハウス遠野食肉センター

 食べたのは当然ジンギスカンですが、
まず最初に

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馬刺しをいただきます。遠野は馬肉も有名とのことで、
大変美味。

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 そしていよいよジンギスカン。
遠野ではジンギスカンは肉には味付けをせずに焼き、
たれをつけて食べるのが流儀なのだそうです。
 
 札幌でジンギスカンを食べたときには
まず野菜を焼いて、
その上に薄くスライスした肉を載せて焼くと教わりましたが、
遠野の肉は肉厚で、なべの上に直接置いて焼きます。

 肉ばかりをかなり食べたところで

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野菜を焼いてちょっと休むといった食べ方。

 たれが美味しく、肉があまりしつこくなく胃にももたれず、
かなりの量を食べてしまいました。

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 ジンギスカンに合うワインは藤舘社長によればキャンベルの赤。
確かに抜群の相性で
ワインもどんどん進んでしまいました。

 実は仕上げに当店自慢の食肉ラーメンを食べたのですが、
食べるのに夢中で写真は無し。

 遠野のジンギスカン。ちょっとはまる味でした。

  ◆ガーデンハウス遠野食肉センター
  岩手県遠野市松崎町白岩20-13-1
  Tel: .0198-62-2242
  営業時間:11:00〜21:00
  定休日:不定休

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by bacchusmarket | 2009-08-23 21:08 | 食べ歩記(その他の地区)

遠野と河童とホップと

 早池峰神楽を見た翌日は、遠野観光。
エーデルワイン訪問3回目にして
初めて近隣を訪ねることになりました。

 この、遊びともいえる遠野訪問にも、
なんとエーデルワインの藤舘社長と佐藤さんが
フルアテンドしてくださいました。

 最初に訪れたのは、エーデルワインのある大迫から遠野へ行く途中の
国指定重要文化財南部曲がり屋「千葉家」。
南部曲がり屋というのは確か小学校のときに習った覚えがある、
かぎ型に曲がって建っている家のことという記憶がありました。

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 実際現物を見て、あまりにもその大きさにびっくり。
真ん中に見える屋根の種物が右側に曲がっています。

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 これが近くから見た建物ですが、あまりにも大きくて
カメラで全体を捉えることができません。
こちらが人が住む区画で、左に曲がった部分が
上の写真で見えた破風のある屋根で、馬が住んでいた区画。

 南部曲がり屋は人間と家畜が一緒に住むために考えられた建築で、
かまどや炉で焚く煙が馬屋側の屋根の破風から排出されるため、
馬の背や、屋根裏の干草を乾燥することができるのだそうです。

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 立派な茅葺の屋根に、紋や、「水」「天」の文字がありましたが、
その理由は分からずじまい。

 なお、この千葉家は一時は作男15人を含め25人の家族と
馬20頭が一つ屋根の下に暮らしていたのだそうです。
また、現在も当主の方がお住まいなので住居部分は見学できません。

 さて、次に訪れたのは遠野といえば河童ということでカッパ淵。
カッパ淵の入口には、常堅寺というお寺があり、
そこにはなんと

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カッパの狛犬が。
カッパ淵に住む河童がこのお寺の火事を消して
狛犬になったという伝説もあるのだそうです。

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 そしてこちらがカッパ淵。
なんとなく河童が出そうな雰囲気は感じられましたが、
このときは現れませんでした。

 カッパ淵へ行って、私がもっと興味を持ってしまったのが
駐車場からカッパ淵へ行く途中にあった、
キリンビールのホップ畑。

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 遠野市とキリンビールが共同でホップを栽培しているのだそうです。
本格的なホップ畑を見たのは初めてで、
元ビール屋としては血が騒いでしまいました。

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 こちらがホップ畑。
5mくらいの高さにワイヤーが渡されており
そのワイヤーからホップの蔦がぶら下がっています。

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 ビールを仕込むときこの松かさに似た「毬花」を入れて、
ビールに苦味や香りをつけます。

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 この黄色い、ルプリンという物質が
その苦味や香りの元だと、新入社員当時に習いました。
実際にルプリンの部分を舐めてみても、ちょっと苦味を感じませんでしたが、
毬花を食べてみると、結構苦味を感じました。

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 これは、ホップ畑の近くのお宅の門に植わっていたホップ。
こんなホップの門も素敵ですね。

 実は、ホップの毬花を10粒ほど失敬して家に持ち帰り、
てんぷらにして食べてみると、
苦味が適度に合って、結構美味でした。
よい子はまねしないで下さい。

 カッパ淵の後に案内していただいたのは稲荷穴。
遠野市北部にある鍾乳洞です。

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 この鍾乳洞から湧き出る水は岩手の水20選にも選ばれているそうで、
鍾乳洞の水だけあってミネラル分が豊富でおいし〜い。

 駐車場からこの鍾乳洞へ行くまでの道の左側には
このきれいで冷たい水を使って、わさびが栽培されていました。
ただ、残念なことにわさび畑は立ち入り禁止。

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 稲荷穴の周りは、世界遺産の白神山地と同様に、
ブナの林になっています。

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 メジャーなパワースポットとしては認知されてないようですが、
ここにもパワーを感じました。

 エーデルワインの藤舘社長、佐藤さん。
本当にありがとうございました。

  ◆南部曲がり屋「千葉家」◆
  岩手県遠野市綾織町上綾織1−14
  Tel: 0198-62-9529
  開館時間:8:30〜17:00(11月〜3月9:00〜16:00)
  休館日:無休
  入館料:一般350円

  ◆カッパ淵◆
  岩手県遠野市土淵町土淵

  ◆常堅寺◆
  岩手県遠野市土淵町土淵7-50

  ◆稲荷穴◆
  岩手県遠野市宮守町達曽部白石

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by bacchusmarket | 2009-08-22 23:08 | ワイナリー訪問記

早池峰神社例大祭宵宮(その2)

 神事が終わるといよいよお神楽が始まります。

 
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 お神楽の舞台は早池峰神社境内の神楽殿。
ご覧のように大変小さな舞台です。
観客席も地面にただ椅子を並べただけ。
早い方は午前中から場所取りに来ているのだそうです。

 私達はエーデルワインの藤舘社長のお力で、
左側の紅白幕が掛かっている建物の座敷から鑑賞することができました。

 この早池峰神楽は、今年9月に制定される
ユネスコ世界遺産の、「無形文化遺産」として、
登録が確実視されています。

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 舞台の特徴としては、舞台4方に注連縄が張られ、
舞台背面は大きな幕で覆われています。
演者はなんとこの幕をくぐって舞台に出入りします。
また、お囃子が観客に背を向けて舞台正面にいるところも
ちょっと他所では見ることができない特徴ではないでしょうか。

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 また、このように鶏が天辺についた兜の様なものをかぶって
舞を舞うのも特徴で、
多くの舞にこの兜が登場します。

 早池峰神楽は大迫町中止部から北東17km、岳集落の岳神楽と
大迫町中心部から北に5kmの大償地区の大償神楽の総称です。

 舞の種類としては、「式舞」、「荒舞」、「座舞」、「狂言」、「権現舞」がありますが、
事前に勉強していかなかった私にとってはどの舞が何に当たるのかは
全然わかりませんでした。

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 岳神楽では真剣を使うものもあり、練習中のけがや
刀を持ったおじいさんが、家の中で暴れる話し、
生臭い話もたくさんあるとのこと。

 このような伝統芸能が500年以上にも亘って
絶えることなく伝承されていることに、
大迫の方々の、故郷愛が感じられて
ひたすら感動するばかりです。

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 岳神楽が終わったところで、演者の方とパチ。

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 ちなみにこちらはヤマメの塩焼き。
この御祭りの縁日で売られているものの一つです。
東京の縁日ではお目にかかれないようなものが、
ここにはたくさんありました。

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 神楽を見るにはお酒を飲んで見るのが正しい見方とのことで、
こんなどぶろくも用意してくださいました。
口当たりが良いのでどんどん進んでしまいます。

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 こちらはわざわざ用意していただいた、仕出弁当。

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 どぶろく以外にもワインをたっぷり用意していただきました。

 こんなに正しい、早池峰神楽の鑑賞をさせていただいて
エーデルワインの藤舘社長にはただただ感謝です。

 ありがとうございました。

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by bacchusmarket | 2009-08-17 21:08 | ワイナリー訪問記

せいせき多摩川花火大会

 「せいせき多摩川花火大会」の日程が
台風の影響で11日から1日遅れたため、
12日がOFFだった私は
期せずして久々の花火見物をすることができました。

 自宅から会場の関戸橋までは自転車で行くことに決め、
家を18:30頃出発、30分弱のサイクリング。
例年の夏でしたら、これだけ自転車をこげば暑くて大変だったと思いますが、
今年は大変気持ち良く、現場まで行くことができました。

 私が好きな花火は、鎌倉材木座の花火。
尺球の水中花火は圧巻です。
でも最近はなかなか行くことができません。

 さて、この関戸橋の花火は尺球のような派手な花火はありませんでしたが、
久々の花火ということで、十分楽しむことができました。

 せっかく写真を撮ったので、公開させていただきます。

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 三脚なしで、手持ちで写したわりには、まあまあのできばえと
自己満足しています。

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by bacchusmarket | 2009-08-16 23:08 | 日記

日本人が演じる『サイドウェイズ』

 『サイドウェイ』と聞いてピンと来る方は、
かなり映画好きで、ワイン好きの方だと思います。

 2004年製作のアメリカ映画、『SIDEWAYS』 は、二人の中年男性コンビが
カリフォルニアのワイナリーを珍道中する話で、
ワインのテイスティングやうんちくあり、恋愛話ありといったコメディで、
見た後大変ハッピーな気分になれた映画でした。

 ゴールデングローブ賞他、数々の賞に輝き、
第77回アカデミー賞では4部門でノミネートされ、
脚本賞でオスカーを獲得した名作です。

 私がこの映画を見たとき、
「日本でこんな楽しい映画が撮れたらいいのにな」と思っていたものですが、
なんと、日本人が主役でこの映画のリメイク版がつくられたのです。

 映画のタイトルは

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サイドウェイズ』 。
オリジナルの日本語タイトル『サイドウェイ』 に「ズ」をつけたタイトルで、
先日、試写を見る機会があり、20世紀フォックスの試写室へ行ってきました。

 この映画のプロデューサーは「踊る大走査線」の亀山千広さん。
オリジナルを見て「大人の客が楽しめる大人の青春映画」という感想を持ち、
どうして日本にはこのような映画がないのかということから
企画が始まったのだそうです。

 リメイクの話を20世紀フォックスに持ち込んだところ、
とんとん拍子で話が進み、オールカリフォルニアロケ、
オールハリウッドスタッフで映画を作ることになったのだとか。

 映画は留学時代の親友・大介(生瀬勝久)の結婚式に出席するため
道雄(小日向文世)がロスアンゼルス空港に到着するところから始まります。

 大介は結婚式までの1週間、独身最後の楽しみのため
ラスベガスへ遊びに行くのに道雄を付きあわせたいと思っていますが
道雄はカリフォルニアのワイナリーめぐりをしたい。

 そんなこんながあって結局行き先はラスベガスではなくナパへ行くことに。

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 そこでオリジナルとちょっと異なるのが、
オリジナルではツアーに出かける車の中でスパークリングワインを抜き、
乾杯をして飲み始めてしまうのですが、
さすがに今の日本ではそれは認められません。

 大介は運転手役に徹し、
試飲したワインもきちんと全て吐き出していました。
また、他の場面でも飲んだ人は決して運転をしていません。

 最初の夜に食事に寄ったレストランで、
二人は留学時代に道雄が家庭教師をしていた、
麻有子(鈴木京香)がナパに居ると知り、再会します。
道雄は当時鈴木に淡い恋心をいだいていました。

 映画の中で、麻有子は現在ナパのワインショップと、
私の大好きなフロッグス・リープ・ワイナリーで働いています。
麻有子と一緒にいた友達のミナ(菊地凛子)は、
絵の勉強をしながらカフェのウエイトレスをしている日系人。

 大介はレストランマネージャーの前、俳優をしていた自分を
知っているミナを口説き始めますが・・・

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こちらは小日向さんと、鈴木さんのシーン。

 映画の中で、二人はワインのたとえ話をします。
麻有子は、カベルネが好き。
道雄はピノ・ノワールが好き。
なぜか?ワインの特徴を捉えた、それぞれの理由とは?
是非、映画を観て確かめてほしい。

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 結婚を隠したまま口説いている大介はミナと大接近。どうなるのか?

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 こちらは、オリジナルではポスターにもなったピクニックのシーン。
ぶどう畑の真ん中でのピクニックは、
この映画を見た人なら誰しもあこがれてしまうでしょう。
(ちなみにドライバーのミナ(菊地凛子)だけワインを飲んでいません。)

 このような形で、色々なワイナリーが観光案内のように出てきながら
話が進んでいきます。

 私が驚いたのは、
主人公が日本人のためその位置づけだけがちょっと異なるものの、
オリジナルを大変忠実になぞって話が進んでいるところ。

 オリジナルの脚本が、アカデミー賞でオスカーを獲得するほど
優れた脚本だったので、これだけ忠実になぞったのでしょうか。
ただ、それが全然不自然なところがなくできあがっています。

 映画の大道具、小道具にも気になるものがたくさんありました。

 大介が最初に空港へ向かえに現れる車が、レクサス。
麻有子が乗っている黄色い4WDの可愛い車もトヨタ。
トヨタの協力があるようです。

 それでもナパへドライブに出かける車は
フォード・マスタングのかなりくたびれたオープンカー。
留学時代にホストファミリーの家にあった車という設定。

 もう一つ面白かったのが、iPhone.
主演4人の内、大介と麻有子2人がiPhone使いでした。
アメリカではそんなにiPhoneがはやっているのかな。

 それと、もう一つ注目したいのはミナ役・菊地凛子さんがすごく良い。
今まで彼女が出演した映画を見たことがなかったのですが、
ベテランの俳優陣の中に一人入って生き生きとした演技をしており、
画面にリズムを与えていました。

 いっぺんに菊地凛子ファンになってしまいました。

 さて、映画としてはプロデューサーの亀山千広さんが求めた、
「大人の客が楽しめる大人の青春映画」が、
見事に実現できている楽しい映画だと思います。

 アラフォー世代がメインターゲットだと思いますが、
アラフィフの私でも「そうそう」とか「あるある」と思って
思わず笑ってしまったり、感情移入してしまったりする場面が
映画のアチコチにちりばめられており、
見終わった後も、オリジナルと同じく大変ハッピーな気分になることができました。

 これは今年の映画の中でも、
かなり出来の良い映画なのではないでしょうか。
ワイン好きの方にも、そうではない方にもオススメ。
この映画を見れば、ワインを好きになること間違いなしです。

 私がただ一つ残念だったのは、
映画のロケが日本でなくカリフォルニアだったこと。
確かに今の日本ではこの映画を撮ることができる
絵になるワイナリーや雄大な景色がないのかもしれません。

 近い将来、日本を舞台に、
第3のリメイクができることを望みます。

サイドウェイズ
2009年10月10月全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
コピーライト:c2009 Twentieth Century Fox and Fuji Television

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by bacchusmarket | 2009-08-15 21:08 | コラム

とんかつ いもや@馬喰横山

 実はiPhoneを使うようになって数ヶ月たつのですが
まだ、十分機能を使いこなせずにいます。
その中で、これは良いと思ったのが、
位置情報を利用して、その周辺の店を探すソフト。

 先日、ワインのセミナーが馬喰横山にある
「岡永」と言う問屋さんであったのですが、
セミナーの後食事をどうするかということになって
iPhoneを使って探した店がここ。

 歩いて探したら、絶対に見つけることができない、
路地裏にありました。

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 私は「いもや」というのはてんぷら屋のチェーンとそれまで思っており
神田神保町のてんぷらの店に入ったことがあるのですが、
とんかつ屋さんもやっていることは知りませんでした。

 情報によれば行列のできる店として有名とのことでしたが、
今回は10分ほど待っただけで席につくことができました。

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 店内はかぎ型のカウンターのみで10席ほど。
メニューはとんかつ定食、ひれかつ定食などに、
追加でエビフライをつけたりすることができるようですが、
今回はとんかつ定食(700円)を注文。

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 豚はカラッと揚がっており、キャベツもたっぷり、
ボリュームも十分で文句なし。
家の近くに是非ほしいお店の一つです。

  ◆いもや◆
  東京都千代田区東神田1-14-6
  Tel: 03-3861-9454
  営業時間:[月〜金]11:00〜20:00 [土]11:00〜19:00
  定休日:日曜

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by bacchusmarket | 2009-08-14 21:08 | 食べ歩記(東京23区内)

早池峰神社例大祭宵宮(その1)

 畑を視察し、ワイナリーで試飲をした後は
今回のツアーの主目的である早池峰神楽を見るために
早池峰神社へ。

 早池峰神社はエーデルワインから
早池峰山へ向かう県道を30分ほど走った
早池峰山のふもとにあります。

 私はここのところパワースポットづいていますが
もちろんこの早池峰神社もパワースポットの一つ。
神社の本殿は高い樹木に囲まれ、
一種独特の雰囲気を醸しています。

 今回見に来た早池峰神楽は、
この早池峰神社例大祭の宵宮に行われるお神楽で
まず、お神楽が始まる前に神事があります。

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 まずお賽銭を払って、この紙でできた人型をもらいます。
男が白、女が赤。

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 神主さんが祝詞をあげ

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お祓いをします。

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 祝詞を上げている間に、横ではこのように背負った太鼓が
時々打ち鳴らされます。
この太鼓を背負った神官の方が、どういう表情をしたらよいか分からず、
困った様子だったのが、ちょっとユーモアを誘いました。

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 お払いが終わると、紙の人型の体の具合の悪いところへ息を吹きかけ
このように神主さんを先頭に輪をくぐります。
この輪くぐりは、最初はくぐって左へまわり、
2回目はくぐってから右へまわって8の字型になるよう
3回繰り返します。

 3回くぐった後は本殿でお参りをし、
息を吹きかけた紙を
横のかがり火の中へ入れて燃やしておしまい。

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こうすることによって、体の悪いところがなおるのだそうです。

 この神事が終わって、いよいよお神楽が始まります。

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by bacchusmarket | 2009-08-13 21:08 | ワイナリー訪問記