シャンパンコルクのトリビアを二つ

 年末にシャンパンやスパークリングワインを開けて
そのコルクをコレクションしている方も多いのではないかと思いますが、
今日はスパークリングワインやシャンパンのコルク栓のお話を二つ。

 スパークリングワインやシャンパンのコルクを抜くと、
マッシュルームの形をしていますよね。
つまり、きのこの笠の部分が丸く膨らんでいて、
脚の部分が下に行くにしたがって広がった形。

 そもそもシャンパンやスパークリングワインのコルクは
最初からマッシュルーム形をしているわけではなく、
普通のワインのコルクの直径を2倍にしたくらいの円筒形。

b0287739_106567.jpg


 これを道具を使って強引に瓶の口に入れると、
瓶に入った部分が縮まって細くなり、
マッシュルームの原型となります。

 さて、少し年代物のシャンパンを開けたときなど、
その脚の部分の広がりがほとんどないものがあるのに、
気が付いた方もいらっしゃるのではないかと思います。

 あまり広がっていないコルクを見て「不良品」と思うのは大間違い。

 実は、シャンパンやスパークリングワインの
コルクを抜いたときのコルクの形は、
栓をしてから抜くまでの時間の長さによるものなのです。

 つまり、栓をしてから抜くまであまり時間が経っていないと
コルクの反発力がまだあるのでマッシュルーム型に広がりますが、
年代を経ていると反発力を回復するのに時間がかかるので、
あまり下が広がらない形になるのだそうです。

b0287739_106616.jpg


 ヴーヴ・クリコのセミナーで、
同じワインを年代別に比較試飲したとき
コルクをいただいてその写真を撮りましたので、
その違いをご覧下さい。
( )内の数字はデゴルジュマン(澱抜き)をしてこのコルク栓をした年号です。

b0287739_106679.jpg

La Grande Dame 1995(2000)

b0287739_106762.jpg

Vintage Reserve 1996(2002)

b0287739_1061026.jpg

Vintage Reserve 1988(1997)

b0287739_1061160.jpg

Vintage Reserve 1980(1986)

b0287739_1061145.jpg

Rose Reserve 1996(2002)

b0287739_1061279.jpg

Rose Reserve 1985(1995)

 ところで、このコルクをした年代がどうしてわかるのか。
ヴーヴ・クリコ社ですべての商品の
コルクをした年代を記録してあるのかといえばそんなことはなくて、
このコルク栓自体に秘密があります。

 実はヴーヴ・クリコのコルク栓をした年代が、
コルクにその記号として書かれているからなのです。

 そこで、「何とか年号だけでもわかる方法を教えて?」
とお願いしてついに聞いてしまいました。

 本当は社外秘なのですが
「年号だけなら」ということで教えていただくことができました。

 それでは発表です。まず先ほどのコルクの写真をご覧下さい。

b0287739_1061145.jpg


 Rose Reserve 1996の写真にいちばんはっきり写っているので
この例で説明すると、
ヴィンテージの「1996」以外に「A23F」という記号が書かれています。

 このアルファベットにはさまれた数字の
最初の文字「2」が2002年の1の位を表すのだそうです。

 古い年代も同じでVintage Reserve 1980には「62」と書かれているので
1986年になるとのことでした。

 もしお手元にヴーヴ・クリコのコルク栓があったら、
ちょっと調べてみませんか。

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-29 17:01 | コラム

三幸苑@野毛

 先日、テレビで話題になったと妻が言っていた店が三幸苑。
私は、横浜に30年近く住んでいたのですが、
野毛地区についてはちょっと弱く、
今回初めての訪問でした。

 店はJR桜木町と京浜急行日之出町結ぶ大通りの丁度中間、
アーケードが掛かった場所にあります。

sankoen_1.jpg

 テレビで取り上げられたメニューが、ちゃーめん、
看板にたんめん、ぎょうざとあるのでこの3つを注文。
まわりのお客さんが食べているメニューもほとんどこの3つ。

sankoen_2.jpg

 まずは餃子(480円)。
小皿がこのように立って出てきたのがかわいくて
おもわず、パチ。

sankoen_3.jpg

 こちらはたんめん(770円)。
食べてみると、食べなれたタンメンとちょっと異なる味わい。

sankoen_4.jpg

 そしてこちらがどうしても食べたかったちゃーめん(780円)。
これは中華の焼きそばや、ソース焼きそばとも異なり、
中華麺を炒めて、野菜を入れてつくる焼きそばの1種。

 じつはこの「ちゃーめん」という料理、
高校の学食で1皿70円で売っていていつも好んで食べていたものや、
東横線の日吉駅にあったという店でいつも食べていたものと一緒、
まさに私の青春時代の味を思い出して感激。

 わざわざ食べる料理ではないかもしれませんが、
もし野毛で食事をすることがあったら、
話題づくりに食べてみるのに良いと思います。

  ◆三幸苑◆
  横浜市中区野毛町2-87
  Tel: 045-231-4450
  営業時間:11:30〜21:30
  定休日:月曜


[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-25 23:01 | 食べ歩記(横浜)

スクリューキャップはどう開ける?

 ここのところ、スクリューキャップのワインを
多く見かけるようになりましたが、
皆さんは開ける時どうしていますか。

 コルクスクリューを使うよりも簡単に開けられると思っていたのですが、
かえってコルクより開けにくくて困っているお客様がいらっしゃりびっくり。

 あるワインがコルクからスクリューキャップに変わったとき、
そのワインを毎回ご注文くださっていたお客様から
手で開ける時に握力がないので、開けにくくて困っているとのお話が。

b0287739_106488.jpg


 スクリューキャップは上の写真のように、
キャップの部分と瓶に残る「はかま」の部分に分かれており、
その間をつなぐ金属が切れてボトルが開くようになっているのは
ご存知の通り。

 ところが、キャップの部分は小さいので力が入りにくいのは確かで、
握力が弱い方が開けにくいとおっしゃるのもわかります。

 そこでお勧めが、

b0287739_10645.jpg


写真のように片手でボトルの底、
もう1方の手でキャップの「はかま」の部分を持ち、
矢印のように時計と反対方向に回せば、
「カチ」っと音がして「はかま」とキャップのつなぎ目が切れ、
キャップを開けることができるのです。

 握力が弱い方はもちろん、
スクリューキャップを人前でちょっとかっこ良く開けてみたい方、
ちょっと試してみてはいかが?

 ところで、先日この方法でワインを開けたとき、
ワインの製造工程でスクリューキャップをかぶせるときに
ちょっと締める力が弱かったのか、

b0287739_106533.jpg


このように「はかま」ごと外れてしまうワインもあり、
ワインが酸化しているかと思って飲んでみたら、
ワインには異常がありませんでした。
こんなワインがあったらちょっと注意してください。

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-22 18:01 | コラム

アショカ@銀座

 20年近く前まで銀座のサラリーマンだったとき、
会社近くのインド観光局の2階にあった店が
建物がなくなった後どこに行ったかと思っていたら
西銀座デパート(銀座インズ)の2階で発見。思わず入ってしまいました。

 お店の名前はアショカ。
本格的なカレーを食べられるお店は、
当時銀座といえどもあまりありませんでした。

 以前はちょっと高級ムードが漂っていたように記憶していますが、
西銀座でパートのお店はカジュアル。
ランチメニューの中からマトンと豆のカレー(各900円)を注文。

b0287739_106277.jpg


 ランチにはミニサラダ、ナンまたはライス、
コーヒーまたはチャイが付いています。

 味は昔と変わっておらず本格派。
久々に懐かしい味を堪能することができて満足でした。

 面白かったのは、昔もそうでしたが、
最近のカレーの店には珍しく、おしぼりが出てきません。
店に入る前に手を洗うことをオススメします。

  ◆アショカ
  東京都中央区銀座西3-1 銀座インズ1 2F
  Tel: 03-3567-2377
  営業時間:11:30〜22:00
  定休日:無休

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-18 19:01 | 食べ歩記(カレー)

清香園@横浜中華街

 正月に実家へ行った後、
ちょっと腹ごしらえに入ったお店がこちら。
以前シュウマイを食べにここに来ていたと
ちょっと勘違いして入ってしまいました。

 調べてみると、この清香園さんは
フジサワに本店がある中華料理店の支店。

 そこで食べたのは

b0287739_1055738.jpg

鶏肉とカシューナッツ炒め(1,300円)

b0287739_1055745.jpg

シュウマイ(500円)

b0287739_1055741.jpg

サンラータンメン(900円)

b0287739_1055895.jpg

清香園オリジナル中華リゾット(1,200円)

の4品。

 中華街のお店としてどの料理も普通に美味しい。
そして特筆すべきは最後のリゾット。

 岩のりを使った炒飯のようなのですが、
写真を見てもお分かりのとおり、ちょっと水分があります。
このリゾットが絶妙に美味しい。

 なお、このリゾットは福建料理とのこと。
他にも岩のりを使った福建料理があったので、
次回行くことがあれば試してみたいと思います。

  ◆清香園◆
  横浜市中区山下町146
  TEL: 045-222-3786
  営業時間:11:00〜23:00
  定休日:無休

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-13 19:01 | 食べ歩記(横浜)

ドンペリの○○○ありますか?

 昨日お客様から電話。

お客様「お宅にドンペリのニヨンはありますか?」

私「普通のドンペリならございますが、ニヨンというのは存じ上げません。」

 その後いくつかやり取りをするも、
お客様も私も不完全燃焼のまま電話を切る。

 それを横で聞いていた同僚が

「加納さん、それってドン・ペリニヨンの事じゃないですか?」

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-13 16:01 | コラム

スタミナ苑@砂町銀座

 砂町銀座へ買出しに行くに当たり、
お昼を食べに行きたいと思った第一候補は
東陽町にある来々軒
ここのタンメンと餃子が美味しくて以前かなり通いました。

 ところが店のあったところまで言ってみるとお店がない。
南砂町を離れて10年、当然色々変わるのはしょうがないにしても
お気に入りがなくなるのは、ちょっと寂しいものです。

 後から話を聞いたところ、
店主の方が亡くなってしまい、
やむなく閉店したとのことでした。

 次に向かったのは江東区役所前の中華、「虎(ふう)」。
結構本格的な中華をお手頃値段で食べさせてくれたので
お気に入りだった店。

 以前このお店のビルの上には、
三遊亭円楽一門が運営する寄席、「若竹」があり、
家の近くの寄席ということで通ったものです。

 ところがこちらはお店はあったのですが
駐車場が近くになくて断念。

 仕方なく、昼を食べずに砂町銀座へ直行。
そこで入ったお店がここ。

b0287739_105553.jpg


 以前は砂町銀座に面したところにお店と売店があったのですが、

b0287739_1055535.jpg


行ってみるとお店だったところは売店だけになっており、
レストラン部分は作業場になっていて、
その横の路地を入ったところに上の写真のお店がありました。

 南砂町に住んでいた頃はスタミナ苑は売店をよく利用していて、
特にキムチはここのキムチが美味しかったのでよく買いました。

 スタミナ苑で食べるのは今回初めて。
ランチメニューから石焼ビビンバ定食(850円)を注文。

b0287739_1055648.jpg


定食はこの石焼ビビンバにワカメスープが付いています。

 石焼ビビンバがこの価格で食べられるのは
やはり砂町銀座値段ではないでしょうか。

 また砂町銀座に買出しに来なくては。

  ◆スタミナ苑◆
  東京都江東区北砂5-9-3
  Tel: 03-3640-9752
  営業時間:ランチ[火〜金] 11:30〜14:00 ディナー[火〜土] 17:00〜24:00
        ランチ[日・祝] 12:00〜14:00 ディナー[日・祝] 16:00〜24:00
  定休日:月曜

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-11 19:01 | 食べ歩記(東京23区内)

twitter試験運転中

 巷で話題のtwitterを始めてみました。
ただ今試験運転中。

  http://twitter.com/bacchusmarket

 新着ワイン情報や、
私が気になった、面白そうなものなどをつぶやいていきたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-10 19:01 | 日記

おでんには?

 おでんに合わせるワインは何が良いか考えたのですが、
国産ワインの中から選んだのが

b0287739_1055466.jpg


イケダワイナリー甲州遅摘み
和風だしとの相性が良い甲州で、
少し甘味のある味わいがおでんに合うのでは?

 と思って合わせたところ、
抜群のマリアージュでした。
美味しかった。

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-10 18:01 | 国産ワイン

増英かまぼこ店@砂町銀座

 先シーズン一度も行くことができず、
去年の暮れから行きたくてしょうがなかった
増英かまぼこ店に2年ぶりに行って来ました。

 場所は江東区の砂町銀座。

b0287739_105519.jpg


私は府中に越す前はこの砂町銀座から歩いて10分ほどの
南砂町(東西線)に10年ほど住んでいたので、
その頃からのお気に入り。

b0287739_1055187.jpg


 近頃、シャッターストリートとなってしまう商店街が多い中、
平日でもこの人通り。
全国の商店街が視察に来るのも良くわかります。

b0287739_1055184.jpg


 古いお店ばかりでなく、こんな若い人がやっているお店もあったりして、
これからももっと発展していきそうなのは嬉しい限り。

b0287739_1055226.jpg


 さて、私のお目当ては、この増英かまぼこ店。
南砂町に住んでいた頃、ここの材料で作ったおでんを食べてから、
スーパーで買うおでんだねで作ったおでんが味気なく感じられ、
1年に1回はどうしてもここのおでんが食べたくなるのです。

b0287739_1055266.jpg


 お店には、揚げたての練り物がずらり。
端から順番に、ほとんどお買い上げ。

b0287739_1055295.jpg


 車へ戻る途中、途中の八百屋さんで大根を買ったら、
こんなラッピング。
思わずうれしくなって、パチ。

 帰りはせっかく近くへ来たので、
東京スカイツリーの建設状況を視察。
でき上がってしまったらいつでも見ることができるので、
建設途中をどうしても見たかったもので。

b0287739_1055372.jpg


 浅草通りに並行する運河沿いの道を走っていると
目の前に出現。

b0287739_1055363.jpg


 真下へ行くと、やはりデカイ。
これで約250m。
実際はこの2.5倍ほど。
できあがるとどのようなイメージになるのか、
想像もつきません。

 下町はいつも面白そうなことがたくさんおこっていて、
常にチェックをしなければと思った1日でした。

  ◆増英かまぼこ店◆
  東京都江東区北砂4丁目9−9
  TEL 03-3644-5347
  

[PR]

by bacchusmarket | 2010-01-09 19:01 | 食べ歩記(東京23区内)