王子サーモン@銀座

 銀座で4丁目と3丁目の間の通りを歩いていたら、
王子サーモンのお店に「うまい手切りサーモン」の看板が出ていたので
思わずお店に入ってしまいました。

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 ちなみに「王子サーモン」は、王子製紙の子会社。
1961年、当時の王子製紙副社長一行が
ヨーロッパ視察の際に食べたスモークサーモンの味に感動、
その原料が北海道日高沖の『オースケ』であることを知り、
その味を日本で造りたいと考えてできた会社だそうです。

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 店内へ入ってショーケースを覗いてみると、
なんと手切りサーモンがあるのは木曜日のみ。
たまたま銀座をうろついていたのが木曜日で、
この幸運にありつけたのです。

 普通売っているスモークサーモンは、
高速回転をするスライサーでスライスするため、
どうしても熱が生じて味が落ちる。
その点、手切りのサーモンはそのようなことがない。

 今回はこの2種類のサーモンのうち、
アトランティックサーモンを購入。

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 夕食はこのサーモンとフランスパンにワイン。
スライサーでスライスしたサーモンに比べて肉厚。
低温でスモークしているのだそうで、スモークの具合も絶妙。
口に入れるととろけてしまいます。

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 こちらは、サーモンを買ったときにおまけについてきたサーモンの皮。
オーブントースターで炙ったものをカット。
焼き鮭をいつもか和語と食べてしまう私としては大変嬉しい一品で、
スモーク香が付いた皮は大変美味しくいただきました。

 銀座へ木曜に出かける用事があったら、
必ず寄ってみる価値がある一品です。

  ◆王子サーモン
  東京都中央区銀座3-7-12
  営業時間:11:00〜18:00
  定休日:土日、祝日

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by bacchusmarket | 2010-05-29 19:05 | 食べ歩記(東京23区内)

うろこや@山形県尾花沢市

 銀山温泉で宿泊した能登屋旅館で、
部屋へ通されたときに出された茶菓子が大変美味しかったので、
お土産にしようと帰りがけにどこのお菓子か聞いたところ、
尾花沢市のお菓子屋だということで、寄ってみました。

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 私は街の和菓子屋さんを想像していたのですが、
着いてみると広い駐車場を持つ大変大きな建物、
この写真に写っているのは建物全体の半分くらいです。

 建物の左側の駐車スペースには
従業員のものと思われる車が数十台停まっていました。
写真のガラス張りの部分が店舗になっており、
他のところはどうもお菓子工場のようです。

 店に入ってみると、前日能登屋旅館で食べたお菓子等の和菓子以外に
それと同じくらいのスペースの洋菓子売場もあってビックリ。
和菓子とケーキを同じお店で売っているのです。

 おそらくこの「うろこや」は尾花沢市でも優良企業の一つで、
市民の憩いのお店であると同時に
大きな雇用を生み出しているのでしょう。
県内に支店が5つあります。

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 さて、こちらが私が気に入ったお菓子の、
「古代米大福 ずんだ餡」。

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 周りの黒い部分は古代米・黒米を大福の記事に練りこんだ黒米餅。

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 そして中から現れるのは、
だだちゃ豆の産地で知られる、
山形県庄内地方産の枝豆を使った”ずんだ餡”。

 このずんだ餡の枝豆の香りが大変良く、
今までに経験したことがない味わいでした。
調べてみると、このずんだ餡にはクリーミーさを出すために
生クリームも混ぜてあるとのことです。

 山形土産に是非オススメの一品です。
またお取り寄せもできるので、興味のある方は是非お試しを。

  ◆うろこや
  山形県尾花沢市尾花沢1487-1
  営業時間:9:00〜19:30
  定休日:無休

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by bacchusmarket | 2010-05-28 14:05 | スイーツも好きなんです

手打ちそば処 大梵字@道の駅月山

 月山ワインへ行クコとが決まったときにどうしても食べたかったところが、
同じ鶴岡市にある地元の食材を使ったイタリア料理の有名店、
アル・ケッチャーノ

 ただ、事前予約しようと調べたところ、、
当日は貸切であることが判明。
今回は行くことをあきらめました。

 月山ワインは「道の駅月山」にありますが、
同じ道の駅月山に「手打ちそば処 大梵字」があります。

 手打ちそば処 大梵字は、
地元あさひ村のそば粉を100%を使った手打ち蕎麦を食べることができます。

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 こちらがざる蕎麦大盛り(1,100円)
地元のそば粉を使っているというだけあって、
蕎麦の香りがして、大変うまい。

 今回は車だったのでワインと一緒に食べることができなかったのですが、
おそらく甲州シュール・リーとの相性が良さそうです。

  ◆手打ちそば処 大梵字
  山形県鶴岡市越中山字名平4−2
  Tel: 0235-53-3413
  営業時間:11:00〜17:00
  定休日:11月〜3月(第4月曜日)、4月〜10月(無休)

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by bacchusmarket | 2010-05-27 21:05 | ワイナリーで昼食を

能登屋旅館@銀山温泉

 今回山形へ行ったもう一つの目的は、
東北の人気温泉地ランキングで常に上位を維持し、
予約も取りにいと言う銀山温泉の、
銀山温泉が紹介されるときに常に写真で出てくる、
能登屋旅館に泊まること。

 実は今回の山形行きはこの能登屋旅館の予約が先、
7月からメンテナンスのため半年ほど閉めてしまうので、
その前に泊まれる最後のチャンスと言うことで、
ほとんど選択肢がなく、日程が決まりました。

 銀山温泉へは、東北自動車道村田ジャンクションから山形道に入り
山形北インターで下りて国道13号を北上約40キロで尾花沢市に入り、
そこを右折して銀山温泉まで約15キロ。
交通の便があまり良くないところが、
温泉の雰囲気作りに貢献しているようです。

 さて、尾花沢から銀山温泉までの道はいくつかあるようですが、
道路標識に従って走っていたら突如湖が出現。

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 この湖は徳良湖というのだそうで、
行ったゴールデンウイーク翌週の週末には
このように湖を横断するように鯉のぼりが泳いでいました。

 銀山温泉はそもそも江戸時代に銀山の湯治場として始まったようです。
大正時代に洪水がありほとんどの温泉宿が流出。
その後昭和の始めに木造3層、4層の現在の町並みができたのだそうです。

 銀山温泉は温泉街に一般車両は進入禁止。
手前の宿の駐車場に車を置いて、
歩いて宿に向かいます。

 目指す能登屋旅館は温泉街の一番奥にありました。

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 木造4階建て、堂々とした建物です。

 チェックインのあと、夕食までちょっと時間が合ったので、
奥にある銀鉱洞まで遊歩道が続いているということなので
散策に出かけましたが途中で雪に阻まれて断念。
紅葉の時にはさぞかしきれいだろうと想像されます。

 ちなみに夕食の時間は何時までということなく、
こちらの希望にあわせてくれるところがグッド。

 宿に戻ってから、夕食までの間に風呂へ。
ふろは源泉掛け流しだそうですが、とにかく熱い。
説明書きを読むと、源泉の温度は60度以上のようでした。
そのため、露天風呂で足湯をしていて体が温かくなります。

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 料理はあまり期待はしていませんでしたが、
地元の食材を使ったものばかりで大変美味しい。
また、今までいろいろ宿に泊まった経験の中で、
食事中に女将が挨拶に来てくれたのは初めて。
いろいろ、建物や歴史についてのお話を伺うことができました。

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 合わせたお酒はまだワイナリーへ行く前だったので、
酒田のお酒、初孫純米本辛口 魔斬(まきり)。

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 食後はもう一度温泉街を散策。
大変寒いのですが、夜景がきれいなので宿でコートを貸してくれます。

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 そしてこちらが朝ごはん。
朝も、ご飯その他のおかずがいちいち美味しく
全部平らげてしまいました。

 最後、チェックアウトをしているとき「加納さん」と呼ばれて振り返ると、
今度は大女将と思われる方がこれをどうぞと渡されたのが

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昔懐かしい味のする、ミルキーに近い味の飴。
これも山形県のお菓子です。

 どうしても泊まってみたかった能登屋旅館に泊まってみて、
やはり泊まって良かったというのが感想です。
大変暖かいサービス、そして対象ロマンを感じさせる雰囲気。
お勧めの1軒です。

  ◆能登屋旅館
  山形県尾花沢市大字銀山新畑446
  TEL.0237-28-2327

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by bacchusmarket | 2010-05-26 20:05 | 温泉&ワイナリー

つぼみ発見

 放置状態の我家のぶどうですが、
4月中旬に萌芽が始まったものが、
1ヶ月で、

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こんなに成長しました。

 去年全く花が咲かなかったぶどうですが、
今年は何とか花が咲かないかなといろいろ調べてみたら、

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こんなつぼみを発見。

 ただ、もう一つつぼみを見つけたものの房は小さく、
他には見つけることができませでした。

 もう少し事態を見守って生きたいと思います。

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by bacchusmarket | 2010-05-22 19:05 | ぶどう栽培に挑戦

ローラン・ペリエ ガーデン@銀座

 ツイッターを見ていたら、
私がフォローしているジャーナリスト関係の方々が
銀座のシャネルビルの屋上で開催している
ローラン・ペリエ ガーデンのことを色々紹介している。

 そのガーデンが今日から日曜まで
3日間限定で公開されるということを聞きつけ
ちょっと仕事を抜け出して行って来ました。
場所は銀座3丁目松屋の前、シャネルのビルの屋上
ジャルダン・ドゥ・ツイードです。

 今回のローラン・ペリエ・ガーデンは
シャンパンの「ローラン・ペリエ」が
ガーデン・アートへの更なる取り組みとして、
アジア初の期間限定ロゼ色をイメージした庭園をつくったもの。

 庭園の製作者は、花の芸術家ダニエル・オストさん。
ローラン・ペリエのロゼをイメージしている庭園とのこと。

 エレベーターに乗って屋上まで直行、
外に出てみると、

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 黒い石で囲まれた池には花が浮かび、
その向こうには日本の庭の刈り込みのような、緑の丸坊主。
そして、ローラン・ペリエ・ロゼのラベル。

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 角度を変えてみたところ。壁のシャネルのマークがすごい。

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 こちらはまた別の作品。
ピンクの花はバーベナと言うそうで、
此花がローラン・ペリエのロゼをイメージしているのだそうです。

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 メニューはいくつかありますが、
今回注文したのはローラン・ペリエ・ロゼとマカロンのセット(2,000円)。
マカロンの中身はグレープ・フルーツと、フランボワーズ。
マカロンの酸味が、ローラン・ペリエ・ロゼと抜群のマリアージュでした。

 日差しは強かったのですが、風が大変気持ちが良い。
仕事を忘れて、ゆっくりとした時間を過ごしました。

 このガーデンは23日(日)まで、あと2日間。
今日はゆっくりとのくつろいで味わうことができましたが、
土日は混んでいるかも知れません。

 2,000円でかなり優雅なひと時を過ごすことができるので、
忙しい方に特にオススメです。

  ◆ジャルダン・ドゥ・ツイード◆
  東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング屋上
  Tel: 03−5159−5500
  開催日時:2010年5月21日(金)・22日(土)・23日(日)
         12:00〜23:00 ※最終入館は30分前まで

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by bacchusmarket | 2010-05-21 18:05 | イベント

牛たん炭焼 利久 北目町店@仙台市青葉区

 月山ワインへ行く前日、仙台で所要があったので仙台で昼食。
仙台といえば当然牛タンということで
有名店の一つ、利久へ行ってみることにしました。

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 調べてみると利久は店がたくさんあるので、
iPhoneの食べログで検索して一番近かったのが北目町店。
幸い、駐車場も近くにありました。

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 中へ入りメニューを見てちょっとビックリ、結構良いお値段です。
仙台で名物になっている上、
チェーン店がたくさんあるお店の価格としてはちょっと高めです。
これではサラリーマンがお昼に食べるのはちょっと厳しい。

 今回は牛たん定食(1,200円)と牛たん【極】定食(1,600円)を注文。

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 まず、.テールスープ。
テールの肉が入っており、だしも効いていて美味しい。

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 こちらが牛たん定食。
今まで私が食べた牛たんは薄切りと相場が決まっていましたが、
この牛たんはかなり厚い。
たんステーキを食べているような感じです。

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 牛たん【極】定食は更に肉厚。そしてジューシー。

 どちらも価格相応の価値がある一品でした。
確かに人気店だけのことはあります。

 それにしても、確か以前に駅弁で食べた牛たんは薄切りだったし、
仙台の牛たんがこんなに厚切りだけなのか、ちょっと疑問が残りました。

 次回仙台へ行ったときには、他のお店に入ってみよう。

  ◆牛たん炭焼 利久 北目町店
  宮城県仙台市青葉区中央4-9-7
  Tel: 022-264-5622
  営業時間:11:30〜14:30、17:00〜23:00(L.O.22:30)
  定休日:無休

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by bacchusmarket | 2010-05-20 20:05 | 食べ歩記(その他の地区)

A.V.A. California

 昨日出席した、カリフォルニアワインのロバート・モンダヴィのセミナーで、
面白いことが分かったので、それをご披露します。

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 説明ではミドルレンジのプライベート・セレクションの、
今回試飲した、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール等が
主としてセントラル・コーストのぶどうでつくられているとこと。
そして、セントラルコーストの
気候や土地についての説明がありました。

 ところが、ワインを見てみると、
ラベルの産地表示はカリフォルニア。

 そこで、どうしてセントラル・コーストのワインなのに
カリフォルニアと表記しているかを質問したところ、
アメリカ人でもセントラルコ・コーストを知っていル人は稀で
カリフォルニアと表示した方が良く売れるとの回答。

 妙にアメリカ的な考え方で納得させられました。

 ブティックワイナリーなら
それぞれの産地表示をするのでしょうが、
ロバート・モンダヴィのような大ワイナリーが
大量販売を考えた場合、このような表示の方が良いのでしょう。

 アメリカならではのお話でした。

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by bacchusmarket | 2010-05-18 18:05 | コラム

月山ワイン@山形県鶴岡市(その2)

 月山ワインのワイナリーは
鶴岡市と山形市を結ぶ国道112号線沿い、
道の駅月山にあります。

 今回は鶴岡市方面から向かいましたが、
途中道沿いに地元の食材を使ったイタリアンで有名な、
アル・ケッチャーノを発見。

 実は、事前にお昼の予約を入れようと思ったところ、
この日は貸切となっており予約が出来ずに断念。

 アル・ケッチャーノを通り過ぎて平野部から山間部に入り、
かなり走ったところに道の駅月山がありました。

 さて、前回の続きで畑を見た後、今回はワイナリーを見学。

 ワイナリーは渓谷沿いに建っており、
ワイナリーの前の国道が出来る前は、
渓谷を渡った反対側のトンネルが国道だったとのこと。
そのトンネルがワインの貯蔵所になっているとのことで、
トンネルをまず見学。

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 ワイナリーからこのつり橋を渡ってトンネルへ向かいます。

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 つり橋の真ん中に、こんな看板が。
なんと、このつり橋「ふれあい橋」が
日本のバンジージャンプ発祥の地なのだそうです。

 ただ5年ほど前に、
下で飛び降りた人を受けるボート係の人がなくなる事故があり
現在は行われていないとのこと。

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 トンネルの中では、樽や

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瓶が熟成の時を刻んでいました。
温度は年間を通じてあまり変わらず、
ワインの保存に最適とのこと。

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 こちらはワイナリーの中の醸造施設。
一村一品運動の一環で地元にたくさんある山ぶどうからワインを造ろうと、
農協が主体となって昭和54年に製造開始したワイナリーということで、
醸造設備はちょっと古め。

 このちょっと古めの醸造設備を駆使して
阿部さんは美味しいワインを作り出しているのです。

 特に発酵のときの温度管理には
自作のジャケットをタンクに巻いて
コントロールをすることも。

 また、白ワインについては酸化に気を使い
絞った果汁については炭酸ガスでふたをして
酸化を防いでいるとのこと。

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 見学の後はいよいよ試飲。
試飲場所は、なんと、社長室でした。
窓から渓谷を望むことができ、
大変明るい部屋です。

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 試飲したワインはこの4種類。
右から、

  ソレイユ・ルバン甲州シュール・リー 2009
  ソレイユ・ルバン Seibel 9110 シュール・リー 2009
  月のささやき 山ソービニオン 2008
  ソレイユ・ルバン ルージュ 2008

 甲州は、まだつくり方が決まっておらず、
毎年少しずつ違っているとのこと。
2008は補糖を少し多めにして厚みを出したのだそうですが、
試飲した2009はそれよりも繊細さを強調するため補糖も少なめ。

 数日前に瓶詰めしたばかりという甲州ですが、
りんごやみかんのようなフレッシュな香りで、酸が非常にきれい、
勝沼の甲州にはない、爽やかなタイプの甲州です。
(ちなみに、ボルドー液もずいぶん前から使っていないとのことです。)

 セイベルも爽やかなのですが、
後味にちょっと違和感有。

 月のささやきは、山葡萄とカベルネを掛け合わせた
山ソーヴィニヨンからできたワインですが、
柔らかな味わいの赤。

 糖度も上がり酸もしっかりしているぶどうなのだそうですが、
MLFをかけて酸をやわらかくしているとのこと。

 ソレイユ・ルバン赤は、山ぶどうにカベルネをブレンドしたワイン。
カベルネをブレンドすることによって味に深みが出ています。
ジビエとの相性が良さそう。

 それにしても日曜にもかかわらず
ゆっくりご案内いただき、
阿部さんのワインづくりに対する真摯な姿勢を
大変強く感じることができました。

 これからどんどん良くなっていくワイナリーだと確信しています。

  ◆月山ワイン山ぶどう研究所
  山形県鶴岡市越中山字名平3-1
  Tel: 0235-53-2789

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by bacchusmarket | 2010-05-15 18:05 | ワイナリー訪問記

月山ワイン@山形県鶴岡市(その1)

 1,000円高速が今月いっぱいで廃止になってしまいますが、
その前にちょっと長距離を稼いで
山形まで行ってきました。
総走行距離およそ1100キロ。

 目的の一つが、山形県鶴岡市にある月山ワイン訪問。
月山ワインの甲州は勝沼や大阪の甲州と全く違った風味で
どうしてもその産地を訪ねてみたかったから。

 訪れたのは5月9日。
宿泊した銀山温泉から最上川を下りゆっくり行ったら
約束した11:00に30分遅刻。
それでも温かく迎えていただきました。

 最初に連れて行っていただいたのは
鶴岡市西荒屋にある、河内神社。

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西荒屋は月山ワインがある旧朝日村の隣で、
甲州はこの地域(櫛引地区)で栽培されているとのこと。

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 神社にあるこの石碑は1926年(大正15)8月に建てられたもので
「葡萄圃復興之記碑」と書いてあります。

 甲州種は250年ほど前に庄内地方に入ってきたのだそうですが、
明治期に主力品種となった甲州種が、
明治中期に導入された米国種の影響で病気が蔓延、
ほぼ壊滅状態に陥るものの、
大正期に関係者の努力で復興を遂げた経緯が記されているのだそうです。

 まず、神社近くの甲州の畑を視察。
月山ワインは農協、市等が出資してできた第3セクターで、
今のところ自社畑はなくぶどうはすべて農家から買っているとのこと。

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 甲州はこのようなハウスのような形をしたところで栽培されていますが
これは雨よけ。
写真でもわかるとおり除草剤は使っておらず、
草性栽培をしています。

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 こちらが樹齢70年くらいの甲州。
このあたりは雪が少ないのでこのような棚栽培ができるとのこと。
このあたりは川が氾濫してできた砂利土壌。

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 甲州は萌芽が始まったばかり。
こちらの甲州は同じ甲州をつくっている山形県の赤湯地区とも
山梨県や大阪とも違うクローンとのこと。

 この甲州は糖度が上がり、
高い年には20度を超えるとのこと。
他の産地で糖度が20度を越える甲州は聞いたことがありません。

 棚栽培でもこちらの地域は雪が少ないとのことで、
積雪の心配はあまりしなくて良いとのことでした。
積雪は棚より下たまでなのだそうです。

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 次に見せていただいたのは旧朝日村熊出栗山にある山ソーヴィニヨンの畑。
山ソーヴィニヨンは山葡萄とカベルネの交配品種ですが、
樹勢が強いので樹間が6〜7mと大変長い。
土壌は粘土質。

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 こちらが今回ご案内していただいた、
月山ワインのワインメーカー、阿部豊和さん。
勝沼の麻屋葡萄酒、雨宮一樹さんと農大時代同期だったそうですが
庄内という、周りにワインづくりをしている人がほとんどいない地域で
そのハンディにめげずに大変意欲的にワインづくりに取り組んでいます。

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 このあたりは豪雪地帯なので、
葡萄は写真のように斜めに植えられており、
収穫の後すぐ剪定をして、
そのまま倒して積雪の時期を過ごすのだそうです。
この写真では見えませんが、
支柱のところでワイヤーが外れるようになっています。

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 こちらは旧朝日村名川にある山ぶどうの畑。
山ぶどうは、更に樹勢が強いため、
樹間が山ソーヴィニヨンよりも更に離れています。

 剪定法は短梢と長梢を組み合わせたという複雑怪奇な形。
どのようになっているのか全くわかりません。
こちらも積雪前に倒して積雪に備えるのとこと。

 この後ワイナリー見学です。

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by bacchusmarket | 2010-05-13 20:05 | ワイナリー訪問記