イタリアより愛をこめて

 先日、イタリアはヴェネト州ソアーヴェの優良生産者、
ピエロパンのセミナーに行ってきました。

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 セミナーを行うのは、ピエロパン当主の長男、
イケメンのアンドレア・ピエロパン君。

 今回のセミナーは今まで白ワインを主として造っていたピエロパンが
アマローネ(収穫したブドウを陰干しして糖度を揚げて造った赤ワイン)を
発表したということで、そのお披露目が主たる目的のセミナーです。

 そのセミナーで2点、感銘を受けたことがありました。。

 その一つはピエロパンのワインづくりに対する思い入れの高さです。

 2001年にソアーヴェ・スペリオーレを
DOCから最高の核付けであるDOCGにしよという話が持ち上がった時
ピエロパンが提案した5つの項目がすべて不採用になったため
DOCGになることを断念したという話。

 その5項目とは

1.地域をソアーヴェ・クラッシコの地区だけに限る。

2.使えるブドウはガルがネガ、トレッビアーノのみ。

3.畑のコントロール管理を厳密にする。
  (夏の管理、冬の管理、剪定等)

4.Soave地区以外での瓶詰めの禁止。

5.ドライエクストラクトのより厳しい要求。

の5つ。
つまり、ピエロパンが考える
「ソアーヴェの上級ワインはこうあるべき」という主張が
全く通りませんでした。
従って、現在DOCGソアーヴェ・スペリオーレと呼ばれているワインは
よりゆるい基準のものとなっているのです。

 初めて、DOCソアーヴェができたときには
その地域はクラッシコ地区のみの1300haのみだったそうで、
大変ミネラルが多い。

 それが現在ソアーヴェには平野部5000haが含まれており、
その地区のぶどうからつくられたワインは軽めになる。
にもかかわらず、DOCGソアーヴェ・スペリオーレには
その平野部のワインも含まれているのです。

 ピエロパンのワインは、
当然クラッシコ地区だけのぶどうからつくられています。

 自分が売っていたワインが、
こんな気骨のある生産者のものだと知って
大変うれしく思った次第です。

 そしてもう一つ、心を打たれたこと。
それは今年の3月11日の震災の後、
当主のレオニルド・ピエロパンさんが、
ピエロパンの最良畑「ラ・ロッカ」のワインのマグナムボトルに
自らの手でメッセージを書いたものを100本寄付してくださったこと。

 輸入元のフードライナーは、
そのワインの輸入コストと酒税を負担、
定価で販売して、その売り上げを全額
東北地方の復興支援のために寄付をする。

 私はその話を聞いて、是非そのワインが欲しくなりました。
私も欲しいと手を挙げたものの、100本しかない。
今までフードライナー商品を力を入れて売ってきたかいあってか、
何とか1本分けていただくことができました。

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 そのワインがこちら。
イタリア語で

11 marzo 2011
La famiglia Pieropan si unisce
al dolore del Giappone e dona
una goccia di "speranza"....
Leonildo Pieropan

と書かれています。

 最初は見れば意味が分かるかなと思っていましたが、
実際に手にして読んでみようと思っても
やっぱり意味が分からない。

 そこでフードライナーに訳を教えていただきました。
その訳が

2011年3月11日
ピエロパン家は日本の痛みを共有し、
希望の滴を捧げます。
レオニルド・ピエロパン

感動としか言いようがありません。
ちなみにこのワインの顔は

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 今すぐ飲まずに、何か特別な時に開けてみたいと思います。

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by bacchusmarket | 2011-10-29 18:10 | コラム

ステラート@府中本町

 先日お客様から、
「加納さん、8月15日からブログ書いてないよ。」
とのご指摘を受け、今日は時間が取れたので書いてみたいと思います。

 そもそもブログを書くのが面倒になったわけではなく、
facebookをやっていると、
気分的にブログを書いているような気になってしまい、
ちょっと書く間隔が空いてしまいます。

 また、書きたいネタはたくさんあるのですが、
たまに書くとなると大きなネタを考えてしまいますが、
そんなネタを書くには時間が足りずということで
思わず先延ばしになったりしていて、ちょっと反省。

 ということで、今日は軽いネタ。
府中で久々に大繁盛しているお店を見つけたのです。

 お昼に800円のパスタランチを出すお店なのですが、
当日では予約が取れない。
かと言って何日も前から予約してパスタランチを食べに行くというのも
なんとなく気が引ける。

 というわけでなんとなく気になりながらいけなかったお店が
府中本町のステラート。
食べログの点数が3.84というのも府中市内のお店でトップです。

 それが先日の台風の日、
今日なら予約が取れるのではと思って電話を入れたところ案の定OK。
晴れて、予約をすることができました。

 場所は府中本町駅の西側、
改札を出て左側の階段を下りた、商店街の一角、
駅から100mもないところにあります。

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 お店へ入ってみると4人掛けテーブル4つに2人掛けテーブル一つ、
そしてカウンター。
若いご夫婦が二人で切り盛りしており、
ご主人が厨房で、奥さんがホール担当。

 メニューは4種類のパスタから選びます。
全て800円(大盛り150円増し)で、
サラダ、スープ、パン、紅茶またはコーヒー付き。
注文したのは、パンチェッタのパスタレモンクリームソースとミートソース。

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 まずはサラダ、スープ、パン。
サラダがよくあるお飾り程度のものではなく
ちゃんと食べた気がするボリュームなのに好感が持てます。
パンは自家製のフォカッチャとフランスパン。

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 そしてこちらがパスタ。
最近、パスタだったら外で食べるよりも家で自分で作った方が
美味しくてボリュームががあるので、
パスタは家の食物でした。

 それがこのパスタはどちらもプロの仕事。
家で簡単に作れる味ではありません。
久しぶりに府中で美味しいお店を見つけて満足。
食べログの得点にも納得です。

 ワインの持込ができるか聞いたところ、
持ち込み寮を払えばOKとのこと。
今度このお店で、メーカーズ・ディナーができればと思います。

  ◆ステラート◆
  東京都府中市本町2-20-11 本町プラザマンション 1F
  Tel: 042-319-2834
  営業時間: 11:30〜14:00、17:30〜23:00(L.O.22:00)
  定休日:月曜日

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by bacchusmarket | 2011-10-05 18:10 | 食べ歩記(府中)