リーデルにまつわるちょっとマニアックなお話

ここのところ時間的余裕がなくちょっと遠ざかっていましたが、
面白いネタがありましたので書いてみたいと思います。

私はワインを好きなことはもちろんなのですが、
ワインを取り巻く周辺のものたちにも大変興味があります。
その一つがリーデル社のワイングラス。。

このブログを読んで下さっている方でしたらご存知の通り、
リーデルはワインを美味しく飲むために欠かせないグラスですよね。

ところで、リーデルのグラスのベース(グラスの下の丸い部分)に
「RIEDEL」という刻印が入っているのはご存知ですか?

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今では多くのメーカーのワイングラスに
そのメーカー名の刻印が入っていますが、
私が知る限りベースに刻印をいれるようになったのは
リーデル社が最初だったのではないかと思います。

私がワインの商売に携わるようになった90年代半ばにはすでに刻印が入っていました。

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と言っても当時のグラスに入っていた刻印は
写真のような四角い形。

現在のようにそのグラスがリーデルだということを
使っている人に知らせるというよりは
製造ロットの管理をするのが目的だったのではないかと
推測します。

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というのも、上の画像のように、
製造年によってし下記の図柄を
少しずつ変えていたから。

この表に照らしてみると、上のリーデルは
96年製であることがわかります。

それをメーカー名がわかるような刻印に変えたのは、
2001年から。

私がこの記事を書こうと思ったのは
今使っているほとんどのリーデルが
製造年がわからないメーカー名だけの刻印のグラスで
数個だけがリーデルの文字がない四角い刻印のグラスなので
それをできるだけ使わないで大事にしていました。

ところが先日家でワイン会開いた折り、
足りない分を補充するため新たに2個のグラスを下ろしました。
同じ箱に入っていた2個のグラスのうち
1個は現在出回っているリーデルの刻印。

ところがもう一つのグラスには
四角とリーデルが並んだ刻印でした。
これはどうしたことかと古い資料を調べてみると
なんとそのグラスはメーカー名を入れ始めた年、
2001年のもの。

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最近はリーデルの名だけのものしかなかったので、
製造年がわかる四角と
メーカー名が並列で刻印されたものがあったことを
忘れていました。

それにしても、
なぜリーデル社が新しく作られたものと
ずいぶん昔に作られたものを同じ箱にいれて出荷したのかは
疑問です。

ちなみに、私が所有する刻印がある最も古いリーデルはブランデーグラスで

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の刻印がついているのですが、上の表には同じものがなく何年製かわかりません。
買ったのは80年代半ば頃と記憶しています。。
形は

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最近のリーデルと異なり小ぶりで
石原裕次郎がガウンを着て持っていたグラスよりもかなり小型です(笑)。

更に私が所有する最も古いリーデルは80年前後に買ったもので

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こんな形をしていて、今回話題にしている刻印がありません。
今では考えられない形ですね。

ところで、こんなことに関心があるのは
私だけ?
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by Bacchusmarket | 2013-07-31 13:42 | コラム