ボルドーの名醸地、マルゴーが危ない!!

 フランス、ボルドーの名醸地マルゴー村はボルドーの5大シャトーの一つ、
シャトー・マルゴーでも知られていますが、そのマルゴー村を北欧とスペインを
結ぶ高速道路が横断する話が持ち上がったから大変。

 計画案ではマルゴー村の上を横断する道路が複数とおり、マルゴー村を分断する形。

 道路が通れば大気汚染や、土壌に対する影響も出てくることが考えられる上、
シャトーによっては道路の下敷きにされるものも出てくるなど、ワイン産地としての
存亡にもかかわる問題となっています。

 そこで、マルゴー地区のシャトーは共同で建設反対のニュースリリースを発信、
署名運動のためのホームページも立ち上げました。

   http://www.margaux-danger.com/

 ワイン好きのあなた、署名をして、マルゴーを守りませんか。

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# by bacchusmarket | 2006-07-15 02:07 | ワインのニュース

掘り出しものワインの見つけ方

 ある輸入業者のニュージーランドワインのセミナーに先日行きました。

 つくり手の方がご自分のつくるワインについて、土壌、気候、ぶどうの栽培から
ワインのつくり方についてまで、いろいろ細かく説明してくださった後、
テイスティングをするという形のセミナーでした。

 そのつくり手は白ワインとして、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、
赤ワインとしてピノ・ノワールの3種類のワインをつくっています。

 ソーヴィニヨン・ブランは機械で収穫した後、97%をステンレスタンクで発酵、
樽を使わずに熟成。

 シャルドネは手摘みで収穫の後、小樽に入れて発酵、小樽で熟成。

 ピノ・ノワールは手摘みで収穫の後、特別につくった開放桶で発酵、発酵の後
絞るのにやはり特別につくった木製の絞り器を使い、小樽で熟成。発酵途中、
一切ポンプを使わずに櫂を使って撹拌。

 こうやって書いてみると、ワインを高い順に並べたらどうなるか、一目瞭然ですよね。

 当然、ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランとなります。

 それがこのワイン、驚くことに3つとも同じ値段だったのです。

 そこで質問したところ、3つの値段を同じにした方が売りやすいので同じにした
という、輸入業者の答え。

 実際、帰ってからつくり手のホームページで確認したところ、ピノ・ノワールは
ソーヴィニヨン・ブランの2倍以上の価格。その上、ピノ・ノワールについては
ニュージーランドよりも日本で買ったほうが安いことが判明。

 こんな「買い」のピノ・ノワールを見つけてしまったのです。

 輸入業者が小さい場合、営業の人たちのワインの知識も高く実際の価値にあった価格を
つけても十分に売れるのでしょうが、大手の場合、ワインの知識にばらつきがあり
値段を同じにした方が売りやすいということになった結果のようです。

 大手のワインを探すとまだまだこんなワインもあると思いますので、
皆さんも掘り出し物を探してみてはいかがですか。

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# by bacchusmarket | 2006-07-13 02:07 | コラム

オーストリアでサッカー観戦?

 今回オーストリアツアー中にワールドカップドイツ大会が開会しました。

 その初戦、ドイツVSコスタリカが行われた6月9日、サッカー観戦の機会
がありました。

 その試合とは、

        オーストリアのワイン生産者チーム

               VS

        今回招待された海外記者の混成チーム

といった、全くの素人の試合です。

 それでも行われたのは本もののサッカー場で、ユニフォームもおそろい
のTシャツが用意され(おそろいといっても背番号がすべて違うのは驚き)
た本格的なものでした。その上記者チームには今回のツアーの仲間、盛岡
市でワインバーを経営している松田さんがが飛び入りで参加。

 サッカーは20分ハーフで行われたのですが、試合は4対3で生産者チーム
の勝利。ただここで特筆すべきは記者チームの3点にわが仲間の松田さん
が2アシスト1ゴールとすべてにからむ活躍を見せたことでした。

 会場ではワインがふんだんにふるまわれ、われわれもワインを飲みなが
らの観戦。さすがと思ったのは、生産者チームの面々はハーフタイムに
水の替わりにワインを飲んでいたことでした。

 それにしても、こんな粋な企画を立てるオーストリア・ワイン・マーケ
ティング・ボード。なかなかやると思いませんか。

 日本でも、ソムリエ協会などがもっと楽しいワインイベントを開催して
くれればもっとみんながワインを飲んでくれるのにと思ったひと時でした。

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試合開始

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控えの選手がワインを飲みながら観戦する生産者チーム

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ハーフタイムにワインを飲みながら談笑する生産者チーム

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大活躍の松田さん。

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# by bacchusmarket | 2006-06-16 02:06 | コラム

オーストリアワインを飲んだことがありますか?

 この1週間、オーストリア・ワイン・マーケティング・ボードの招待を
受けてオーストリアへ行ってきました。

 さて皆さん、オーストリアと聞いて何を想像しますか。

 カンガルー、コアラ、クロコダイル、ケン・ドーン(超古い)を
連想された方いませんか。もう一度良く見てください。

         オ ー ス ト リ ア

 そうです。オセアニアの「オーストラリア」ではなく、ドイツやスイスと
国境を接した国、「オーストリア」です。

 私が、出かける前に何人かの人にメールで「オーストリア」へ行くことを
知らせたのですが、その返事がすべて「オーストラリア」へ行くと
理解されて返ってきました。

 最初にちょっとくどいくらいに書いてしまいましたが、
「オーストリア」という国はそれだけ「オーストラリア」と間違えられ、
その上認知度が低い国だということを実感したというわけです。

 それは本国でも感じられているようで、おみやげ物屋のTシャツに
あったのですが四角い黄色い看板に黒いカンガルーの絵が描かれた
標識と「This country is not Australia」という文字が
プリントされているのです。

 今回はウイーンで「ViniVinum」という2年に1度開かれるワインの
見本市を視察すると同時に、ワイン産地のつくり手を訪ねたのですが、
行ってみてわかったのは招待されたのはわれわれ日本人だけでなく、
世界中のワイン関係者だということ。

 オーストリアという国において、ワインが重要な産業となっており、
それだけ認知度を上げるのに国が力を入れているということです。

 オーストリアというとドイツと並んで白ワインが中心の国という
イメージですが、実際に多いのは白ワインです。
国中でぶどうが栽培されているフランスやイタリアと違い、
ぶどうが栽培されているのは国の東部の地域のみ、ウイーンより
北部の地域では主として白ワイン、南部の地域では主としては
白ワインですが、赤ワインが中心の産地もいくつかあります。

 白ワインはグリューナー・フェルトリーナーという、
オーストリア古来の品種からつくられたものが中心で、軽いものから、
熟成させることができるワインまでつくられます。

 私が今回のツアーで注目したのは赤ワイン。お手頃な価格で、
しっかりとした味わいの赤ワインが多くあるのです。
ぶどう品種としては、サンローラン、ツヴァイゲルト、
ブラウフレンキッシュといった、オーストリア独自のものが
おすすめです。

 日本では見かけることの少ないオーストリアワイン、
見かけたときは絶好の機会。是非味わってみませんか。

 ちなみに当店では現在赤白、1種類ずつのオーストリアワインを
取扱中です。

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グリューナー・フェルトリーナー
     白辛口 1,974円

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サン・ローラン
     赤重口 2,079円

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# by bacchusmarket | 2006-06-15 21:06 | コラム