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チャールズ皇太子の絵がワインのラベルに!

 イギリスのチャールズ皇太子の絵が、
ワインのラベルになることになりました。

 そのワインは、毎年著名な画家の絵をラベルにしている
ボルドーの4大シャトーのひとつ、
「シャトー・ムートン・ロートシルト」です。

 シャトー・ムートン・ロートシルトは、
1924年にJean Carluの絵を最初にアートラベルにしたのですが、
その後、1945年から毎年アートラベルを採用、
ピカソ、ミロ、シャガールといった大物画家にも
ラベルの絵を描いてもらっています。

 最新のヴィンテージである2004年のラベルに、
チャールズ皇太子の絵が採用されたという次第。

 絵の画像はまだ見ることができないようなのですが、
チャールズ皇太子が南仏のアンティーブで、
松の木々が青空に映える様子を描いたもとのことで、
ムートンのラベル用に特別に描かれたものではないのだそうです。

 絵はシャトー・ムートン・ロートシルトの当主、
フィリピーヌ・ド・ロートシルト男爵夫人が
英仏友好協定の締結100周年を記念して
チャールズ皇太子のものを選んだものとのこと。

 ちなみにチャールズ皇太子の絵の技量は、
「ウィンザー城の芸術的伝統のほぼ最後の後継者」と
称されたこともあるのだとか。

 そして、この絵を採用することに関しての
チャールズ皇太子に対する謝礼はムートンのボトルが1本とのこと。

 早くどんなラベルか見てみたいものですね。

 ちなみに過去のムートンのラベルをご覧になりたい方は
ムートンのサイトをご覧ください。

by bacchusmarket | 2006-12-15 18:12 | ワインのニュース