麻屋葡萄酒@勝沼
今まで行ったことがなかった麻屋葡萄酒に
先週、やっと行くことができました。
麻屋葡萄酒は大正時代の創業、
現在は4代目当主の雨宮一樹さんがワイナリーの運営に
意欲的に取り組んでおり、
2010年までに山梨県産100%のワインづくりを目指しているとのこと。
私は山梨県の若手ワイナリーの後継者グループ、
アッサンブラージュの会を招いたワイン会で
雨宮さんの話を聞きワインを飲んで麻屋葡萄酒のファンになり、
一度尋ねてみたいと思っていたのですが、タイミングが合わずにいました。
約束の時間に出迎えてくださった雨宮さんは
まず自社畑に。
赤白、いろいろなぶどう品種が植えられえいます。
シャルドネはもうすぐ収穫、
黒ぶどうについては、あと1ヶ月くらいですが、
どのぶどうも糖度が上がっていました。
次に、ワイナリーへ。
ワイナリーでは既に仕込が始まっていました。
このぶどうはアジロン。農家から依託されたものだそうです。
櫂突き作業をちょっと手伝わせていただきました。
ワイナリーで使っているタンクは
伝統のあるワイナリーだけあって古いものが多いのですが、
例えばタンクの上から井戸水を少しずつ流して
発酵温度の調節をしたりしています。
壁に道具がきれいに整頓されて架けられていたので
思わずパチ。
雨宮さんの几帳面さが伝わって来ます。
ワイナリー見学後は試飲。
白は今回の国産ワインコンクールで銀賞受賞の
勝沼甲州シュールリー他4種類。
この勝沼甲州シュールリーは、
2種類の酵母を使ってつくったワインを
アッサンブラージュ(ブレンド)して
きれいな酸味と香りを出しているとのこと。
私は、この酸味を気に入っています。
赤は同じく国産ワインコンクールで、
国内改良品衆部門で銀賞、カテゴリー賞受賞の
アサヤルージュ。
マスカットベリーA100%のワインですが、
キャンディー香がそれほど強くなく。
ぶどうの良い部分が引き出されたワインです。
そして最後に開ける予定のなかった古酒、
78年ものの甲州まで開けて下さいました。
これは一升瓶に入れられてかなりの本数が
セラーの中で眠っていたものです。
色、味は正に紹興酒のイメージ。
甲州がきれいに枯れてこのようなお酒になったんですね。
大変美味しく飲ませていただきました。
こんなにがんばって美味しいワインをつくっているのに、
今一つ、注目を集めていない麻屋葡萄酒。
私はこれからも応援していこうと思います。
場所は勝沼の等々力交差点、中央葡萄酒の前ですので
行ったことのない方は是非行ってみていただければと
思います。
◆麻屋葡萄酒◆
山梨県甲州市勝沼町等々力166
Tel: 0553-44-1022
先週、やっと行くことができました。
麻屋葡萄酒は大正時代の創業、
現在は4代目当主の雨宮一樹さんがワイナリーの運営に
意欲的に取り組んでおり、
2010年までに山梨県産100%のワインづくりを目指しているとのこと。
私は山梨県の若手ワイナリーの後継者グループ、
アッサンブラージュの会を招いたワイン会で
雨宮さんの話を聞きワインを飲んで麻屋葡萄酒のファンになり、
一度尋ねてみたいと思っていたのですが、タイミングが合わずにいました。
約束の時間に出迎えてくださった雨宮さんは
まず自社畑に。
赤白、いろいろなぶどう品種が植えられえいます。
シャルドネはもうすぐ収穫、
黒ぶどうについては、あと1ヶ月くらいですが、
どのぶどうも糖度が上がっていました。
次に、ワイナリーへ。
ワイナリーでは既に仕込が始まっていました。
このぶどうはアジロン。農家から依託されたものだそうです。
櫂突き作業をちょっと手伝わせていただきました。
ワイナリーで使っているタンクは
伝統のあるワイナリーだけあって古いものが多いのですが、
例えばタンクの上から井戸水を少しずつ流して
発酵温度の調節をしたりしています。
壁に道具がきれいに整頓されて架けられていたので
思わずパチ。
雨宮さんの几帳面さが伝わって来ます。
ワイナリー見学後は試飲。
白は今回の国産ワインコンクールで銀賞受賞の
勝沼甲州シュールリー他4種類。
この勝沼甲州シュールリーは、
2種類の酵母を使ってつくったワインを
アッサンブラージュ(ブレンド)して
きれいな酸味と香りを出しているとのこと。
私は、この酸味を気に入っています。
赤は同じく国産ワインコンクールで、
国内改良品衆部門で銀賞、カテゴリー賞受賞の
アサヤルージュ。
マスカットベリーA100%のワインですが、
キャンディー香がそれほど強くなく。
ぶどうの良い部分が引き出されたワインです。
そして最後に開ける予定のなかった古酒、
78年ものの甲州まで開けて下さいました。
これは一升瓶に入れられてかなりの本数が
セラーの中で眠っていたものです。
色、味は正に紹興酒のイメージ。
甲州がきれいに枯れてこのようなお酒になったんですね。
大変美味しく飲ませていただきました。
こんなにがんばって美味しいワインをつくっているのに、
今一つ、注目を集めていない麻屋葡萄酒。
私はこれからも応援していこうと思います。
場所は勝沼の等々力交差点、中央葡萄酒の前ですので
行ったことのない方は是非行ってみていただければと
思います。
◆麻屋葡萄酒◆
山梨県甲州市勝沼町等々力166
Tel: 0553-44-1022
by bacchusmarket | 2007-09-04 21:09 | ワイナリー訪問記