パワースポット 高野山(その1)
先日、父のお供で高野山まで行ってきました。
高野山は小学校の教科書にも出てくる通り
平安時代に空海が高野山真言宗を興した場所。
2004年には『紀伊山地の霊場と参詣道』として、
世界遺産に登録されています。
私は高野山は2回目で、
最初に行ったのは11歳のときでしたので
40年以上ぶり。
昔の記憶はほとんど残っていません。
高野山への交通手段はいろいろありますが、
今回は大阪の難波から
南海電鉄高野線の特急で一路高野山へ。
この高野線は途中橋本という駅までは普通の鉄道ですが、
橋本を過ぎ、高野下という駅を過ぎると急に山岳鉄道の様相に変化します。
勾配は1000分の50。
箱根登山鉄道は1000分の80の急勾配ですからかないませんが、
列車のスピードはかなり落ち、カーブが連続して、
車輪とレールのこすれる音が大きくなります。
こうや号の終点は極楽橋。標高は528m。
そこからケーブルカーで一気に300mくらい上り、
高野山駅へ。
こちらが高野山駅。標高867m。
こちらの駅では駅員さんが皆、作務衣(さむえ)を着ており、
駅舎の屋根も、お寺風。
ここから高野の町まではバスまたはタクシー。
こちらが金剛峰寺。高野山真言宗の総本山です。
建物そのものは大きくて威厳がありますが、
他のお寺と違う特別なパワーのようなものは感じられません。
ちなみに屋根の上に二つ載っている樽は防火対策とのこと。
お寺の中は襖絵が面白いのですが撮影禁止。
庭にも風情がありますが、
パワースポットとしての高野山の期待には
応えてくれませんでした。
こちらは、シンボルの一つ根本大塔。
宗教的には意味があると思いますが、
何度も火災にあっているそうで、
これは昭和の建築であまり趣がありませんでした。
お寺の周りを歩いていたら、
こんな看板を発見。
よくお寺には寺務所、神社には社務所と言うのを見かけますが、
「高野山真言宗宗務所」というものが存在することにびっくり。
ホームページで調べてみると
総務部、教学部、財務部、法会部、伽藍といった組織で構成されており
言うなれば高野山は高野山真言宗のバチカン的な存在だと理解。
ちなみに、高野山の土地は全て寺の持ち物で
町に住んでいる住民、役人などは
全て寺から土地を借りてその上で生活しているのだそうです。
高野町で何か物事を決めるには町長の意向だけでなく
寺の意見も取り入れなければならないとのことで、
その意味でもバチカンを想像してしまいました。
高野山は小学校の教科書にも出てくる通り
平安時代に空海が高野山真言宗を興した場所。
2004年には『紀伊山地の霊場と参詣道』として、
世界遺産に登録されています。
私は高野山は2回目で、
最初に行ったのは11歳のときでしたので
40年以上ぶり。
昔の記憶はほとんど残っていません。
高野山への交通手段はいろいろありますが、
今回は大阪の難波から
南海電鉄高野線の特急で一路高野山へ。
この高野線は途中橋本という駅までは普通の鉄道ですが、
橋本を過ぎ、高野下という駅を過ぎると急に山岳鉄道の様相に変化します。
勾配は1000分の50。
箱根登山鉄道は1000分の80の急勾配ですからかないませんが、
列車のスピードはかなり落ち、カーブが連続して、
車輪とレールのこすれる音が大きくなります。
こうや号の終点は極楽橋。標高は528m。
そこからケーブルカーで一気に300mくらい上り、
高野山駅へ。
こちらが高野山駅。標高867m。
こちらの駅では駅員さんが皆、作務衣(さむえ)を着ており、
駅舎の屋根も、お寺風。
ここから高野の町まではバスまたはタクシー。
こちらが金剛峰寺。高野山真言宗の総本山です。
建物そのものは大きくて威厳がありますが、
他のお寺と違う特別なパワーのようなものは感じられません。
ちなみに屋根の上に二つ載っている樽は防火対策とのこと。
お寺の中は襖絵が面白いのですが撮影禁止。
庭にも風情がありますが、
パワースポットとしての高野山の期待には
応えてくれませんでした。
こちらは、シンボルの一つ根本大塔。
宗教的には意味があると思いますが、
何度も火災にあっているそうで、
これは昭和の建築であまり趣がありませんでした。
お寺の周りを歩いていたら、
こんな看板を発見。
よくお寺には寺務所、神社には社務所と言うのを見かけますが、
「高野山真言宗宗務所」というものが存在することにびっくり。
ホームページで調べてみると
総務部、教学部、財務部、法会部、伽藍といった組織で構成されており
言うなれば高野山は高野山真言宗のバチカン的な存在だと理解。
ちなみに、高野山の土地は全て寺の持ち物で
町に住んでいる住民、役人などは
全て寺から土地を借りてその上で生活しているのだそうです。
高野町で何か物事を決めるには町長の意向だけでなく
寺の意見も取り入れなければならないとのことで、
その意味でもバチカンを想像してしまいました。
by bacchusmarket | 2009-07-09 22:07 | 日記