今年もよろしくお願いいたします。
12月もブログを続けようと思っていたのですが、
ワイン屋はやはり12月に稼がないと生活に支障を来たすので、
結局第2週に2回書いたきり、
その後何も書けずに終わってしまいました。
今月からはまた2日に1回以上のペースを目標に
書いていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
さて、妨害工作(?)を乗り越えて書かれたワイナリーの案内本、
「最強日本ワイン完全ガイド」が12月中旬に発売になりました。

そのあたりの経緯については
私の3月5日のブログに詳しく書いてありますが、
その本がようやく発売になったのです。
著者は「たこやき坊主」こと、福田克宏さん。
日本ワイン応援団の一人であり、
ワインブロガーの第一人者です。
たこやきさんのブログは日本ワインに対する愛情に満ちており、
その情報量も半端ではありません。
そのたこやきさんがこの本のために再度全国を取材してまわり
そして書き下ろした本なので期待はしていましたが
その内容を読んでびっくり。
良くここまで濃い内容の本を
本職(大変忙しいお仕事です)の合間に書けたものと、
ただただ感服です。
たこやきさんによれば、
書きたいことを削りに削ってこの本にまとめたので、
元原稿はこの本の約2倍になるとか。
ちなみに、柏屋、バッカス・マーケットも
日本ワインを買える店として紹介していただいています。
とにかく、ワイン、そしてそのつくり手に対する、
熱い思いで満ち溢れた1冊です。
この本を読めば、誰でもワイナリーに行ってみたくなるはず。
日本ワインに興味がある方もない方も、
是非オススメの1冊です。
◆最強日本ワイン完全ガイド◆
福田克宏著
主婦の友社
1,890円
ところで、昨年は日本ワインを取り上げた本が
大変多い年でした。
私が知っているだけで古い順に
日本のワイナリーに行こう 2011 7月
ワイナート58号 8月
リアルワインガイド30号 8月
世界が認めた国産ワイン 9月
日経 おとなのOFF 1月号 12月
料理通信1月号 12月
最強日本ワイン完全ガイド 12月
と、ムック1冊、雑誌4冊、一般書籍2冊と
今年後半だけで7冊もの日本ワインを扱った本が
出版されました。
これだけ多くの本が出版されたと言うことは
それだけに本ワインに対する関心が
高まってきたことと思われ、
私の様な日本ワインの応援団にとっては嬉しい限りです。
また、私がこの記事で使ってきた「日本ワイン」と言う言葉、
国産ワインを指す言葉ですが、
ここのところ発売される国産ワインを扱った本では
必ず「国産ワイン」と呼ばずに「日本ワイン」と呼んでいます。
この言葉も定着してきたのでしょうか。
日本ワインには、まだブレイクするために
解決しなければならない問題がいくつかありますが、
今年はさらに関心が高まっていくことを祈ります。
▲ by bacchusmarket | 2011-01-02 17:01 | 書籍